2006/08/24
今日は目覚めが良かった。
と言うのもやはりテント泊よりも暖かい部屋とベッドで寝ると
ぐっすり眠れる。
今日はたくさん走る予定だったので早い時間にチェックアウトを済ませることにした。
モーテルのオフィスにカギを持って行き、チェックアウトしようとすると、
奥から「OKOK カギそこに置いといてくれれば良いから」と声がするだけで
人が出てこない。。。
まぁ別に良いんだけど寒いからフロントに人が出てこない仕事に対する適当さがカナダ人らしい。
昼ごろバンフに着くことが出来た。
途中バンフからロッキーを見るためにバイクを停めれそうなところを
フラフラ探している時に立ちゴケをした。
すると観光に来ていたカナダ人達が急いで走ってきてバイクを起こすのを
助けてくれた。
なんと優しいんだ。。。
その中にいたカナダ人女性は眉間に皺を寄せながら「ケガはないか?大丈夫か?」とすごい心配してくれた。
本当にカナダ人は優しい。
カナダ人になりたいとすら思った。
バイクも僕も無傷ですみ、特に今後の旅に支障が出るようなことはなかった。
バンフはとてもキレイだった。
岩に覆われた山やシカに似た変な動物。
とにかくキレイな景色、それだけが心に残った。
ロッキー山脈を満喫したあとにさらにバイクを走らせた。
同じく1号線を走るとカルガリーについた。
カルガリーは都会的でありながら田舎だった。
関東で言う埼玉とか千葉みたいなところだった。
途中ショッピングモールでラム酒を買う。
旅に出てからはウイスキーかラムのどちらかしか飲んでない。
店内の時計を見ると自分の持っている時計と時間が違うことに気づいた。
どうやら地図で確認するとタイムゾーンをロッキーでまたいできたため1時間ずれたようだ。
カルガリーからさらに1号を走り、Strathmoreと言う町でキャンプをすることにした。
地図で確認しながらProv Parkを目指したが無人のProv Parkで、見ると予約でほとんど埋まっていた。隣に川が流れているので人気のあるキャンプ場のようだ。
しかたなくその隣にある私営のキャンプ場でテントを張ることにした。
こっちはぜんぜん人がいない・・・
いるのは野ウサギだけ・・・
オーナーは女性で、うるさいマルチーズを飼っていた。
隣に売店がありそこはオーナーの息子が店番をしていた。
夕飯の支度をしようと、テントサイトの水道口から水を出してみると、
すごく硫黄臭い。
飲めるのかどうか心配だったのでオーナーに
「あの水は飲めるのか?」と聞くと「飲んでないだろうな?飲み水は売店で買ってくれ」と言われた。
飲まなくて正解だった・・・
息子から水を買い、夕飯を作る。
夕飯はたいていパスタにすることが多い。
アルバータ州の夜は寒い・・・
明日はたくさん走ろう。
走行距離:256キロ 総走行距離:1054キロ