2006年 カナダワーキングホリデー記
カナダでの住まいと暮らしRice World 世界米行(126 Gore Ave)
僕はバンクーバーに着いてから最初のころ良く食べていたのはパスタ、シリアル、パンの3品ばかりでした。
インターネットの環境が整い、さっそくバンクーバーのお米情報を探すと、Rice World 世界米行と言うお店の情報が出てきました。住所は「126 Gore Ave」 さっそく行ってみるとホントに安い!!!
お米以外の物もとても安く、スリッパを¢99で購入。僕が買ったのは「Showa rice」と言う日本米。
お店の入り口のすぐ左手にネットで見た情報通りの宝くじ売り場みたいなブースがあり、そこでおばちゃんに「SHOWA 20キロ プリーズ!」と言うとちゃんと言葉が通じて買うことが出来ました。他の銘柄(アメリカ米?や韓国米?)は8キロや10キロなどからも購入出来たと記憶してますが、Showa riceは20キロだけだったように記憶しています。
値段は$17ちょっと!驚きですね。日本米が20キロで$17です。日本なら5キロ1000円くらいでしょうか?お金を支払うと宝くじ売り場(みたいなところ)のおばちゃんからレシートのような紙切れをもらえるので、それを裏手の倉庫の人に渡すと20キロの米を持ってきてくれます。
そこで任務完了ですが、車を持っていない僕にとっては20キロの米を運び帰宅するのは大変。バスの乗り方もわからない僕は米を抱えて1時間以上歩きました。Hastings street を。。。当然歩いてる時「あぁなんかここ変だなぁー・・・」とは感じてましたが、後から バンクーバーでは治安の悪いところだと聞きました。
肝心のお米の味の方は、純粋な日本米と比べると若干ですが味やツヤなど落ちる気がします。が、まったく問題ないと思います。
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カナダでの住まいと暮らし日本では聞きなれない名称ですがカナダで住むならとても重要です。
ホームステイなどでは無縁でしょうが、テレビやインターネットと同じように新規で1人暮らしをする人の場合には必要不可欠となります。
一応WEBサイトがありますので簡単に目を通して頂きたいのですが(BC Hydro )
僕は見ても「???」と言う感じでした。
日本での企業に置き換えるなら
電力会社と水道局(?)が合わさった感じになると思います。
結局はこのBC Hydroに加入手続きすれば2つのサービス(電気・水道)が使用可能と言うことです。
こちら(バンクーバー)の公共料金と言う認識をしてもらっても良いと思うのですが、
日本の場合だと公共料金の一つにガス会社が含まれるのでしょうか?
カナダの場合は調理にも電気がほとんどで
(高級なアパートだとガスを使うようです)
特に使用する機会も無いと思いますので問題ないと思います。
また、はっきりと言い切れませんがテレビ・インターネット・電話の契約のように
SHAW TV、TELUS のどちらを選ぶか?と言う選択肢が無く、公共料金の契約は
このBC Hydroのみだと思います。
料金としては24時間パソコンを起動したままの僕の場合でも大体$20ほど。
支払いはSHAW TVなどと同じように自宅に請求書が届いて、 それを銀行に持って行き支払うだけ。
ちなみに、カナダの水道料金は無料、と言う情報も見たことあるため
もしかしたらこの料金が電気だけなのかもしれません。
これをサイトを見てる方の中に
「電気もない生活をするんだ!」 と言う人には別に関係ないかもしれませんが、
大抵の人は契約するでしょう。
ちなみに僕はアパートに越してきた最初のころ、
BC Hydroとの契約を交わしていなくても電気と水道が使えてました。
一瞬だけ「これ、もしかしてなにもしなくてもずっと使えるんじゃないの?・・・」と
頭をよぎりましたが、おそらく前の住人の契約がまだ切れて無かっただけだと思います。
それに止められてからでは遅いですしね。
契約の仕方はSHAW TVなどと一緒です。
電話で使いたいって言えば良いだけ。
すると請求書が翌月に届くと言う仕組み。
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カナダでの住まいと暮らし個人的な趣味ですが、カナダのブリティッシュコロンビア(BC州)のバイク事情を体感した特徴などを。
ちなみにバイクと言ってもマウンテンバイクではなくモーターサイクルのことです。カナダでも比較的雪の少ないバンクーバーとは言え、 やはり日本と比べたら雨の多い時期もあるせいか、バイクに乗る人は少なく、ほとんどの方が車に乗っています。
それでも「どうしてもカナダでバイクを乗りたい」「カナダからアメリカまでバイクで縦断したい」と思う人は僕の個人的な意見から言わせてもらううと
日本からバイクを持ってきたほうが良いです。またはこちらで買うなら新車がお勧めです。ハーレーは当然ですが、YAMAHA、HONDA、KAWASAKI、SUZUKIなど日本のバイクメーカーもちゃんとあることはあるのですが中古市場がまったく盛んではない。さらに中古のバイクがあったとしても化石のようなバイクが当然のように売られている!そして高い!
中古市場で一番出回ってるのが1980年代生産のバイクが多いような気がします。80年代生産のバイクがどんなに安くても$3000~$5000する!(僕が見た限りでは。。。)
もしこちらで新車のバイクを買う場合なら日本と大体同じ値段なので問題ないですが、「安い良い中古のバイク」は、はっきり言って探すのが難しいと思います。
また、こちらで売っているバイクで多いのはリッターバイク。1100ccとかを良く見ます。250ccなんてたまにしか見ませんし、見つけるほうが困難だと思います。400ccバイクは日本の普通二輪免許の関係のせいでカナダでは見たことはありません。
ちなみに車も僕が見た限りでは同じように感じました。化石車が普通に走ってるし、普通に売っている。そしてやっぱり高い!ただ日本では高価な「外車」がこちらでは安いです。
ハーレーやBMWなどならば日本から持ち込むよりこっちで買ったほうが安く済むはず(?)
一応参考までにこちらで買う方法としては2種類。と言ってもその方法自体も日本と同じですが、「個人から買うか」「お店から買うか」個人から買う場合ですと街に張ってあるようなクラシファイド等、またはインターネットなどで探します。
インターネットの場合ですとAutoTrader、BC Auto Online、BuySell.com、ebay.ca、kijijiなど。日本人同士の売買で見つけるならe-Maple.net、JPCANADA.COM、oops、あたりで探すのが良いと思いますが、まぁまずバイクの売買情報は出てこないでしょう、、、と言うのもバイクに乗る人少ないですからね。。。
購入を予定してる方は、現地のカナダ人から個人売買するのも良いですが、カナダの場合は日本のように「実働あたりまえ」と言うような意識が薄かったりします。
どこかが壊れていようがそのまま売ってたりします。さらにこの意識は個人でなくてもお店から買う場合でも同じ。
だから中古を買う場合はその車体が「どこがどうなっているのか」を把握してから買わなくてはなりません。こちらではどうやら車やバイクは自分で直すのがあたりまえの感覚らしく、日本だと車やバイクは お店任せみたいな意識が強いせいか、僕はこちらで中古を買う勇気が出ませんでした。。。(ハイウェイなど走ってるとバーストしたタイヤなどが普通に道に転がってると言うようなことも見たことあります・・・)ってことで僕は結局お店から新車を買ったのですが、ブリティッシュコロンビア州の少ないバイク屋情報を。
HONDACARTER HONDA(1502 W – 3rd Avenue VANCOUVER, BC 604-736-4547map)(中古台数は多い。おそらく実働車のみ扱ってると思う。料金は高め。ヘルメットなどのバイク用品も扱ってる。)
YAMAHADaytona Motorsports(13479 King George Hwy. Surrey BC 604-588-4988map)(中古台数は多いほう。ただし、どうやら中古車に混ざって部品取り車も普通においてあるので衝動買いは注意!)
SUZUKIMotercycleWorld(10607 King George Hwy. Surrey BC. 604-58CYCLE 604-582-9253map)(中古台数は中ぐらい。バイク以外にもヘルメットやサイドバックなどバイク用品が少し売ってる。ちなみに僕はこのお店でバイクを購入)
MODERN MOTORCYCLING (2816 Commercial Dr. Vancouver BC 604-876-0182map)(中古台数はほとんど無し。ただし公共の交通機関(電車やバスなど)で行きやすい。)
KAWASAKIBurnaby Kawasaki(7771 Edmonds St. Burnaby B.C 604-525-9393map)(中古台数は少なめ。新車がほとんどだが、カワサキ派はこちらへ)
あとはお店に入ったことは無いですがヘイスティンStをずっとWEST方面に進むと大きなバリュービレッジと言う衣類とか中古用品扱った有名なお店のちょい手前にYAMAHAのお店があったと記憶してます。
ちなみにQC(ケベック)州とかの方は BC州よりもバイクが盛んらしく車体価格も少し安いようですが、補足としてバイクや車を買った場合はその買った地域(州)でしか売れないらしいです。確かな情報じゃないですがなにやら他の州で売る場合には手続きが必要のようです。
もし最初から売る予定もあるなら買った場所と同じ州じゃないと駄目かもしれないと言うことを覚えておいてください。
あとは購入じゃなくてレンタルと言う方法もあるけれど正直高い(こちらに情報あります)いくつか調べてみましたが大体相場としては1週間で$1000くらい。1ヶ月以上乗る予定ならば当然買ったほうが安くなると思います。
バイクを購入することを決めたら次に保険の加入が必要となりますが、日本から無事故証明と言うのを持ってくると安くなるようです。(僕は最初買う予定が無かったから持ってこなかった。。。。)
保険料は保険のかけ方で料金が変わりますので高い安いと言い切れませんが、僕の場合は半年で$1000くらい払いました。車もバイクも同じだと思いますので参考程度にコチラを。
上記のHPを見る限りでは保健会社はどうやら1社のみと言うことみたいですね。
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カナダでの住まいと暮らし僕が住んいたバンクーバー(BC州)は、日本離れてみてすぐに安いと感じた項目としては肉・シリアル・パスタ麺・マカロニ、それとパンぐらい、、、 (つまり肉と小麦粉系)
外食で多いお店はピザ、それに中華、あと寿司屋も多いです。ピザは$1程度から売ってるのを良く見かけます。中華も安く、日本食は若干ですがバンクーバーの外食の中では高いように見えます。
また、日本でも有名なマクドナルドも良く見かけますし、スターバックスコーヒーもたくさんあります。スターバックスコーヒーは日本と比べるとサイズが大きく感じました。(あまりコーヒー飲まないので分かりませんが、、、)
マクドナルドは日本と同じサイズですが、セットを頼んだりすると頼んでないのに飲み物をコーラにされた!と言う経験があります。。。
さらにカナダと言うとサーモンのイメージがありそうですがそんなことありません。と言うかスーパーでも見かけても高いです!(チャイナタウンとかに行けば魚類も安く手に入るかもしれませんが)
それと日本と違うのは卵。こちらは卵を生じゃ食べなから古い卵が売ってます。日本に来た外国人が生卵を食べてるのを見てビックリした!なんて話を聞くくらい、、、しかも値段も日本と比べると少々割高なのでしょうか。
あとはこのタマゴの関係からマヨネーズもちょっと高いです。価格は高いですが、味はまるで手作りのマヨネーズみたいな感覚!なんて説明すれば良いか分からないのですが 機械的なクリーミーさが無いって言うのかな。一度はこちらのマヨネーズ買ってみるのをお勧めします。また、・スナック菓子と炭酸飲料は当然豊富で安い・チョコレートはちょっと高い。・プリンはカスタードじゃないプリンがお菓子売り場(常温のとこ)で売ってる。・牛乳は脂肪分の種類が豊富。・アイスはリッター単位で買うと安い(4リッター$5とか)・缶詰の種類が豊富(シチューとかクラムチャウダーとか。って言うか種類が豊富すぎて違いが分からない・・・)・量り売りのものがほとんど(野菜や乾麺、調味料も量り売りがありますし、お菓子の量り売りもある)・肉類に限っては量り売りが無いような気がする。大抵とんでもない量からしか売ってない・・・・コンビニでバナナが売ってる(みんな良く食べてる)
と言うのがカナダについてから目に付いた項目となります。あとは買い物のかごをそのままレジに出さないと言う習慣にビックリしました。自分で品物をレジに置いて、かごはレジの手前に置いておく。ただし、品物は定員が袋に入れてくれる。
まぁこの辺の事情はこっち来てからすぐ体験するはずだと思うますが・・・・
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カナダでの住まいと暮らしHon’s 漢記 (268 Keefer St)
バンクーバーの観光名所の一つに中華街があります。世界中のどこにでも中華街と言う場所はあるみたいですが横浜の中華街とは全然違いますので覚悟してください。
バンクーバーの中華街に初めて行った時に感じたことは「中国人パワーすげー・・・」ってな感じでした。。。
しかしここではなんでも売ってます。「これ食べれるの?」って物もから「生きてるのかこれー???!!」って物まで。。。僕が強く印象に残っているのは匂いでしょうか?
東京上野にあるセンタービルの食材売り場と同じ匂いがします。。。乾物の匂いなのか動物の生肉の匂いなのかは分かりませんが僕はこれが苦手。。。まぁそんなことは良いとして、今回のテーマである中華料理屋を食べるのにお勧めするお店はKeefer StにあるHon’s 漢記と言うお店。
大きな看板なのですぐ見つけられますし、Robson Stにも支店があります。僕はその両方のお店に行った事ありますが、とにかく安くて、おいしく、お腹いっぱい食べられます。
と言うか出てくる量にビックリします!どれを頼んでも日本の2人前から3人前くらいはあります。
そのため出来るだけ知人などと数人で一緒に行き取り分けて食べると丁度良いと思います。(ちなみに食べ残しても料理をテイクアウト出来ます。)
お勧めはメニューは「餃子」と「ライスロール」。餃子は甘いタレみたいなのにつけて食べるのですが、日本とは違う感じの味がおいしい。次のライスロールと言う物はまぁなんと言うか、、、不味いと言うことも無いですが、量の多さと、素っ気無さ過ぎる味と言うか、、、
とにかく何度も食べたいと思わない(僕の好みだと、、、)と言う意味で一度食べてもらいたいです。それとこのお店に行った時に「野菜が食べたいなぁー」と思ったことがあって定員に野菜料理を出してくれるよう伝えると、「レタスかブロッコリーか選べ」と定員に言われ、「レタスだ!」と返答すると出てきた料理は、、、、
うわー!!レタスだけだーーーー!!!!!。。。。。
と言う経験もあります。。。まぁ正確には茹でレタスにソースがかかってるだけって感じ。
余計な物一切無し。。。とにかく一度と言わず何度か足を運んでいろんなメニューを食べてみることをお勧めします。
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カナダでの住まいと暮らしHo Ho (Davie St店)
カナダに来てからと言うもの、普通の食事量の人なら
「一人での外食」と言うことがなかなか出来ないと思います。
どこへ行っても量は多いし食べ物を残すと言うのも
なかなか気分の良い物でもないですしね。
ちょっとした外食恐怖症みたいなものを感じる方も
多いのではないかと思います。
そこでお勧め出来るのがテイクアウト
で、タイトル通り中華と言うことでHoHoと言うお店を紹介します。
このHoHoと言うお店は僕が知ってる限りでは2店あります。
一つはDavie St沿いでButeと交差するあたりにあります
もう一つはHon’s 漢記ロブソン通り沿い支店の隣にあります。
僕はDavie Stの方にしか行った同じだと言えませんが、とにかく量が多くて安くて美味しい。
一応店内でも食べられますがテイクアウトがお勧めです。
どうせ1人では食べきれないと思いますから。
注文方法は最初に「3トッピング」とか「4トッピング」と言うように
何種類の料理を詰め込むかを決めます。
(4トッピングで$7程だったかな?)
それからディスプレイの中にある料理を見ながら気に入った物を指さして
「this!」「this!」「this!」「this!」と言ってれば良いだけです。
頼み方のコツとしては最初に汁っぽい料理を頼んで、
後の方に汁っぽくないものを頼むと良いと思います。
一つの容器に数種類の料理を詰めてもらうので最後の方で汁っぽいものを頼んでしまうと
最初の方に頼んだ料理に汁がかかって同じ味になってしまいます。。。
しかもテイクアウトで家に持ち帰り、着いた頃には
汁が飛び出てますのでなんだかあまり良い気持ちがしません。。。
まぁHoHoはメニューも豊富ですし、何度か足を運んだ経験から
前回あったメニューがあったりなかったりとまちまちなので
自分なりのトッピングスタイルを確立してみてください!
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カナダでの住まいと暮らし僕がカナダ・バンクーバーに来て加入した保険はインターナショナル総合保険です。
選んだ理由は日本語が通じるし、住んでるところから歩いて行ける場所にあったため、
「ここで良いや!」と言う感じで加入しました・・・
僕が加入したインターナショナル総合保険は一日$2程度です。
正確には$1.5くらいだったと記憶しています。
僕が調べた限りだとここが一番安いのかもしれません。
あまり詳しく覚えてないので直接WEBサイト見てもらうか、
直接問い合わせた方が良いと思います。(保障に関わることだから!)
僕がインターナショナル総合保険での手続きをして印象に残っていることは、
「一日で(その日のうちに)すぐ加入出来て、その日のうちから適用されると言うこと」と、
半年加入して$300以下だったと言う事。
それとカナダ以外の国に行った場合の保険適用と言うのが加入日数の半分の日数
と言うことくらいでしょうか。
(例えば半年加入した場合なら、3ヶ月間をカナダ以外の国で過ごしても保険の適応になると言う仕組みになります。)
ただ、それが適用される国の指定があったように記憶しています。。。
僕の場合はアメリカに行った場合に適用されるかどうかしか考えてなかったので
詳しい他の国は覚えてませんが、アメリカは適用されます!
手元の資料で分かることと行ったら
「入院や手術を要する場合は48時間以内に連絡してください。」
と言う項目があります。
僕はこの項目見ても
事故起こして3日間昏睡状態だったらどうすんの?!!!
みたいなことしか考えてなかったのですが。。。
あとは外来時は一度料金を自分で払うって言う項目もあります。
これだけいろいろ書いて見ましたが安心を買うと言う意味ではやはりそれぞれ
納得の行く保険に加入することをお勧めします。
保障に関わることなので!!!
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カナダでの住まいと暮らしバンクーバーで乗れる公共の交通機関は3種類。バス、スカイトレイン、それとシーバス。シーバスなんてカッコイイ名前がついてますが、要するに船ですね、船!!
スカイトレインも名前の通り普通に電車です。一応分かりやすく情報を扱ってるところを見つけたのでcrononetの交通機関を見てもらった方が良いと思います。僕はこのZoneと言う仕組みが分かりにくくて駄目です。。。
僕なりの言葉で日本との違いや特長簡単に説明してみますがまずバンクーバーはゾーン(区間)分けしてあります。「そのゾーン内なら」90分は1Zoneチケットで乗り放題。これはバスでもスカイトレインでもシーバスでも可能です。ただし、そのゾーン内から隣のゾーンにまたぐ場合に2Zoneチケットが必要と言うことになります。
さらにまた隣のゾーンにまたぐならば3Zoneチケットが必要。最初から隣のゾーンに行く予定ならば2Zoneチケット買っておけば良いですし、途中からまたぐことになったら清算機みたいなもので1Zone分から2Zone分に変える。
また、平日午後6:30pmからと土、日、祝日は1Zone分でどこまでも行けます。
あとはFare saverって言う回数券。これはセブンイレブンのようなコンビニでも買えます。
観光に来る人でも移動量によっては必要になると思いますのでお勧めします。
日本の回数券と違う特徴としては10枚分の料金で11枚買える、と言う仕組みではなく、10枚分が9枚の料金で買えるのが特徴です。
バスの場合は乗る時に入り口でチケットを機械に通す。降りる時は窓際についてる紐を引っ張る。
ただし日本のバスのように次の停車はどこどこ、なんてことは言ってくれません。
僕の場合は次どこで停まるとか分からないので行きたい「1個手前のブロック」で紐を引っ張ってました。
ちなみにバスの上についてるレールみたいなのはどうやら電気を送るような仕組みらしく、あのバスは電気で動いてらしいです。
一度あのレールから外れたバスを見ましたがどうやって直すかは見てませんでした、、、
さらにバスへ乗るためにチケットを機械に通す時、最初に機械を通した時間から90分すぎてたり、そのチケットが有効な場合じゃない時はブザーが鳴りますが、最初の頃それがなんのブザーか分からなくて普通にどんどん乗り継いでました。。。
その時の経験から言うと、運転手によっては金を払えと言う人と何も言わない運転手がいたと思います。。。
スカイトレインはチケットを持ってない場合は駅で買います。持ってる場合は特に改札口みたいなのは無いのでそのまま乗って大丈夫です。シーバスは乗ったことありませんが話を聞く限りでは、同じようにチケット売り場みたいなものがあるのと、出発のカウントダウン表示があると言う特徴があるようです。
特にこれといった情報は無いですが例えばバスでもスカイトレインでも1Zone内で降りるつもりが寝過ごして2Zoneに来た場合、 どうすればいいんでしょうね・・・一応カナダに来てからバスや電車などの車内は日本のように居眠りする人は見たことないのですが、、、
僕はちゃんとお金払ってますがスカイトレインは改札口が無いので払ってない人もたくさんいると思います。
ただし、駅員みたいなのがたまにチェックしてるらしく、チケット持ってない場合は多額の罰金を払わなきゃならないようなのでそう言うことが無いようにちゃんと払いましょう!
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カナダでの住まいと暮らしアウトドアファンって結構いるのでしょうか?一応僕はニートのクセにキャンプは好きなので(テント内引きこもりだけど、、、)こっちに来てから良くキャンプ用品を売っているお店を探しました。
僕が知っているバンクーバーでアウトドア用品の買える場所として、Mountain Equipment Co-opEurope Bound3Vetsarmy&navy(ヘイスティン沿い)Canadiantireこんな感じで5店あります。ただしarmy&navyとCanadiantireはアウトドア用品店と言う感じではなくホームセンターの部類になると思います。
カナダのアウトドア用品の買い方を他サイトなどで調べたりすると「Mountain Equipment Co-op以外のお店は駄目! 」みたいな情報が見られましたが、僕としては一番アウトドアファンに駄目だしされそうなarmy&navyかCanadiantireがお勧めです。
当然、キャンプスタイルによってアウトドアの装備も違ってくるので一概には言えませんが、僕みたいにバイクで走れる季節で(冬の雪道をバイクで走ってキャンプする人もいますが・・・)さらに夏場のみしかしないと言う方ならテントも寝袋も安価なものでも平気です。(むしろ最初から高い用品を買うよりも安いアウトドア用品を手に入れ気軽にキャンプを楽しんでみることをお勧めします。)それに大抵の人は「キャンプ=夏場」として出かけるのではないでしょうか。僕の場合はホームセンターなどで売っている安いテントを買って1シーズンで使い切って捨ててしまいます。
どんな高価なテントだろうと一生物のテントなんてないと思いますし、「何十年も使ってるけど全然平気!」と言っている人はおそらくテントを使ってないだけ!
もちろん僕は日本に高価なテントや寝袋も持ってますが、
そう言う装備で出かけるときは気温・風・雨などの心配がある場合だけです。
あとはテント、寝袋をレンタル出来るお店もあるみたいですが、レンタル料金見てみたら、安いの物で良いからやはり買うことをお勧めします。
ちなみにトレッキングキャンプとかはここでは別問題です。装備に対して重量的な問題などが出てくるので、、、
また良くネットなどで見られる情報として「安いテントだと雨漏りの心配」なんてことがありますが、これは僕の経験だと高いテントも安いテントも張り方が違えば雨漏りします!
大抵「雨漏りしたー!」って騒いでる人のテントを見るとフライシートとテントの隙間が無かったりなど。。。
それでも心配な人は防水スプレーをテントに施すことで安いテントでもかなり使えます。
防水スプレーはバイクキャンパーならテント以外の用途でも使えるのいで便利ですね。
さらに僕の場合は設置場所をロケーション重視じゃなく天候が崩れても平気そうな場所に設置してます。(木の下など)ただし、木の下に設置する場合は毛虫に注意・・・(良く落ちてくる・・・)あと黄色っぽい蛍光色のテントとかも虫が集まるので虫が苦手な方は注意が必要です。(遭難が心配されるようなワイルドなキャンプをする場合には目立つ色のほうが良いですが)
それともう一つ僕の経験から、高価なテントでキャンプしてた時なんですがすさまじい横雨、って言うかほとんど台風だったんですが、、、、駄目ですね!
地面がぬかるみ始めたらどんな高価なテントでも逝きます。。。もう耐久性うんぬんの問題じゃないです。
さらにこんな日に雷なんて鳴り始めた日は装備の種類関係無しで運が無かったと思うしかないです。(バイクキャンパーとして僕は雷だけはどうしても苦手、、、)
まぁちょっと本題からずれましたがカナダはキャンプ場がいっぱいありますし、ドラッグストア(ロンドンドラッグ)ですらガスコンロだけなら売ってるような国です。
万全装備も悪いわけではないですが、 もっと気軽に「ピクニック感覚」でアウトドアの魅力に触れていただけたらと思います。
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カナダでの住まいと暮らしトロント・ドミニオン銀行 (4ht Floor 700 West Georgia Street)
カナダにワーキングホリデーで来る人のほとんどが必要となる銀行口座開設を紹介します。
バンクーバーにはいろいろな銀行があります。HSBC、Scotia bankなど何社かあるようです。
多くのワーホリで来る日本人はトロントドミニオンで口座開設をする方が多いのではないでしょうか?
ここの特徴はなんと言っても日本語で口座開設出来ると言う事。
口座開設に必要な物はパスポートと他のIDカード(クレジットカード等)の二つのみ。
これらを持って行くだけで銀行口座の開設が出来ます。
ただし日本の銀行ように手続きした後、「10分20分待ったらすぐ発行」と言う訳ではなく
その日のうちに開設出来ますが若干時間がかかります。(大体3時間程だったかな?)
それ以外に日本の銀行と違う点は口座の暗証番号をボタンで押して決めることくらい。
(日本の銀行の場合は紙に書きこんだりしてましたよね?)
またカナダの銀行は日本と違い、口座に維持費と言うものがあります
トロントドミニオンの各口座のプランは
・VALUEプラン(維持費 月$3.96)
$1000以上預け入れてれば口座維持費無料
・SELF SERVEプラン(維持費 月$6.95)
$1500以上預け入れてれば口座維持費無料
・FULL SERVEプラン(維持費 月$9.95)
$2000以上預け入れてれば口座維持費無料
その他VALUE、SELF SERVEプランと異なる点は小切手帳の注文が無料
・INFINITYプラン(維持費 月$12.95)
$3000以上預け入れてれば口座維持費無料
その他VALUE、SELF SERVE、FULL SERVEと異なる点は常に$500保てば
銀行ATM手数料が無料
と言うサービスプランになっているようです。(2006年2月現在)
カナダでは高額の支払いは小切手が主流のようで、
現金で「ホイッ!」と手渡しや口座から引き落としのような習慣がありません。
例えばアパートの家賃の支払いなどがその例にあげられますが、
他にも語学学校に通う人などは学費の支払いも小切手を使うこと多いそうです。
(一応僕のアパートは現金でそのまま渡しても可能。クレジットカードでの家賃の支払いはNG)
また現金の預け入れ方法は日本のようなお札をATMそのまま入れるのではなく、
一度ATM備え付けの封筒に入れ、その封筒をATMに差し込みます。
ATM操作方法はトロントドミニオンから日本語での取り扱い説明書をもらえるので問題ないと思います。
また口座開設には予約が必要との話も聞いていますが
僕はいきなり行って作ってもらえました。
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カナダでの住まいと暮らしバンクーバーではリサイクルの習慣が盛んです。分類として覚えるポイントは日本の分別ゴミみたいにアルミ缶やペットボトル、と言う素材分類ではなく、ジュース、お酒、水、炭酸飲料、と言う商品分類で覚えると良いと思います。
ここで言うジュースとは炭酸ではない飲み物。つまりオレンジジュースとかアップルジュースとか。果汁物みたいなもの。これが瓶であろうが紙であろうが、ペットボトルだろうがリサイクル出来ます。お酒も水も炭酸飲料も缶だろうが瓶だろうがペットボトルだろうがリサイクルに出せます。
ただし、おそらく購入した場所じゃなきゃ出来ません。例えばお酒の缶などを、売ってもいないスーパーマーケットに持っていっても引き取ってくれません。(一度経験がある。)
さらにそのスーパーで売ってもいないリサイクル品も引き取ってくれない(これも経験がある。)
じゃー買った場所は違うところでも、そこで売ってる製品なら平気なのか?と言うとこれはまだ実証してないけどおそらく平気です。 だってどこで買ったかなんてわからないから・・・(もしかしたらいけないことなのかもしれないので実践するならちゃんと調べてみて頂きたい。)
あとはジュースなどのラベルをはがしたりしても引き取ってくれない。(これも経験がある。。。)
簡単なルールとして、リサイクルする場合にはキャップなどは外して持っていく。もしかしたら缶とかもつぶしてしまったら駄目かもしれませんが、原型が分かれば平気かも。。。
それとお酒の場合は他店で買った酒瓶をどこに持って行っても引き取ってくれる、、、と思います。。。(同じBCリカーストア同士であるならば)
僕はデービー通り店では売っていないビール缶を引き取ってもらった経験があります。ちなみにリサイクルしてもらえる金額ですが、お酒の場合は1缶が¢10、瓶は¢20だったかな?。。。(お酒の場合は リサイクル品を渡すとお金がもらえるので分かりやすい。)お酒以外の商品をスーパーでリサイクルする場合はは、何か購入する時と同時にレジでリサイクル品を渡してるので支払い金額からリサイクル料を差し引かれているようですので細かい金額は分かりませんが、大体お酒と同じように¢10程度だと思います。
僕がカナダに来てから感じたカナダのリサイクル事情としてはきっちりといろいろルールがあるのに製品を買ってる人の大半がリサイクルしてないような気もします。。。と言うのも実はリサイクルしてる人をあまり見かけません。浮浪者は良く空き缶集めてますが。。。。たまたま見ないだけなのか¢10程度ならいらないと思ってゴミとして捨ててるのか、、、まぁこの辺の事情はちょっとまだ分かりませんが僕はリサイクルしてます!
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ワーキングホリデーとは?Working Holiday(ワーキングホリデー)のことを略してワーホリと言います。まぁおそらくそのくらいみなさん知ってることかと思いますが、とにかく1年間の滞在が認められるビザで学校へ行くなり、仕事するなり、引きこもるなり自由です!
発行している国は多いわけではなく オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、 韓国、フランス、ドイツ、イギリスの7カ国で、一度取得し、そのビザを使ったら二度と発行してもらえないと言うプレミアビザのようなものです。詳しくは日本ワーキングホリデー協会を見たほうが早いと思います。
結局のところ僕が思うワーホリとは、「1年有効でなにしても良いビザだ!」と言う事です。つまり労働ビザと観光ビザと学生ビザ全部を合わせたようなものだと考えてくれれば簡単だと思います。
しかし当然ですが上記3つ(労働・観光・留学)をしなくたって良い訳です。異国の地で働かずにフラフラしてても誰も文句言いません。そう言う自由なビザだと僕は思っています。出国前の日本にいる間、知人からは「何故カナダなのか?」「何故ワーホリなのか?」とたくさんの質問を受けました。僕は最初アメリカに行きたかったんです!しかし調べてみるとわかりますがアメリカはとにかく永住権はもちろんのこと、とにかく審査が厳しい(らしい)ので思い立ってすぐ出発!
すぐ滞在!なんてことはなかなか出来ないと思います。そこでワーホリに出会いました。カナダはアメリカに近いため旅行気分でアメリカの文化に触れることも出来ますし、カナダのバンクーバーは過ごしやすい場所として有名ですから、なんて良いビザなんだ!と感動したほどです。
まぁ海外引きこもりビザだって良いと思うのが僕の考えです・・・
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カナダでの住まいと暮らし340 West Georgia St
おそらくほとんどの方は知ってい・もしくは見たことがある思いますが、
ロブソンストリートを歩いていると突如現れる立派な建造物が目印の図書館です。
住所だとジョージアストリートみたいですが分かりやすいのはロブソンストリート沿い。
さて、実はこんなタイトルをつけておきながら実は利用したことがありません。。。
ですが手続きは簡単(のようです。)
パスポートを持って図書館へ行き、
入り口近辺にある下記の用紙に記入するだけ。
(ちょっと読みにくいでしょうが記入用紙を。。。)
この用紙に記入して終わり。
ただし電話番号が必須です!!
記入項目は住所と名前と電話番号くらいだったかな・・・
電話番号を無記入で出したところ「駄目だ!」といわれたので
渋々帰ってきたと言う苦い思い出があります。。。
この時初めて自分に社会性が無いと気づき
携帯を買おうと思いましたが、
「図書館のためだけに携帯を買うこともない」と思いまして。。。
しかし図書館員の人の話だと知人の電話番号でも登録可能のようなので
知り合いで電話を持ってる方がいる方は問題ないと思います。
(知り合いのいない方は諦めましょう。僕のように・・・)
ネットなどでいろいろ調べていくと図書館には日本語の本などもあるようなので
長くバンクーバーに滞在する方には便利な施設だと思います。
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カナダでの住まいと暮らし僕がカナダ・バンクーバーで見たことのある野生動物は、
実はリスとアライグマだけ・・・
バンクーバーを離れればクマとか鹿を見れるみたいですが、
カナダとは言え、バンクーバーは都心なので野生動物がたくさんいると言うわけでもないようです。
ちなみにリスは普通に街中歩いてても見かけますし、 アライグマはスタンレーパークに行けば良く出会います。
僕としてはカナダに来てドラッグにはまる日本人も、
チップを払わない日本人も、
酔っ払ってバカ騒ぎする日本人も、
同じ日本人として別に恥ずかしいとも思いません。
(ワーホリで引きこもりも・・・)
ただし野生動物へエサを与える行為だけはやめて欲しいです。
これは恥ずかしい行為!!
野生の動物に出会えたら「可愛い」と思って
エサをあたえたくなってしまう気持ちも分かるけど
エサをあげると野生の動物は自分でエサを取らなくなってしまうんですね。。。
するとどんどん森から離れて、
エサをくれる人間が住むところまで近づいてきます。。。
そうなってしまうと大抵車にひかれたり、畑荒らしたり、
ゴミあさったりして人間で言う浮浪者みたいになってしまうんです。
さらには近づきすぎて人間に危害を加えたりすることも。
そうなると今度は「厄介物の動物は殺す」 なんていう意見を言う人も出てくるんです・・・
そう言うのは日本でも問題になりましたしね。。。
野生の動物が簡単にエサが手に入るという環境を作ってしまうと、
今度はその種類の動物だけ増えすぎてしまいます。。。
すると他の動物や植物までもがバランスを失うから、
「エサをあげる」と言う簡単な行為でも
自然の中ではバランスを崩す、危険なことをしてることになるんです。。。。
だからこの「野生動物にエサをあげない」と言うことだけは
このサイト見た人なら守って欲しいです。
ちなみにスタンレーパークでエサをねだるアライグマ見た時は可哀想に感じました。。。
またスタンレーパークの看板には大きくエサを上げるな!って看板があるにもかかわらず、
それでもエサを上げてる人がいました。。。
まぁ現地のカナダ人かな?に怒られてましたけど。
唯一僕からこのサイトを通してお願いをするならば、
動物も人間も植物も良い関係での共存が出来る
ことを願っております!
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ワーキングホリデー準備編インターネットの回線を開く人のほとんどが、
現地カナダについてからプロバイダーとの回線契約を結ぶ人が多いと思いますが、
住む場所が転々と変えたい人などの場合には
日本で契約できる 海外ローミングサービスなどが便利かもしれません。
Yahoo!BB!には海外ローミングサービスと言うのがあり、
もし家族の人などがYahoo!BB!の回線を使っているならば、
オプションの海外ローミングサービスに加入すれば、カナダに着いてすぐにインターネットに接続できます。
他にもNTTのホットスポットと言うサービスがあります。
僕は特にカナダで引越しなどを何度もする考えが無かったので現地カナダでインターネットの回線を契約しました。
大都市ならインターネットカフェはたくさんありますが、
地方でインターネットカフェを探すのは結構苦労しますし、
何より日本語が打てないことがほとんどですので・・・
一つの方法としては良いかもしれません。
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カナダでの住まいと暮らし1263 Pacific(WINE MAKER)
カナダはお酒が高く、お酒好きの人には辛い環境です。僕はお酒が好きで毎日でも飲みたいと思う人間なのでカナダに着いたときはお酒代に一ヶ月$300くらい使ってた気がします。(無職・ニートにはつらい出費)
そこでお勧め出来るものがワイナリー。日本では少し聞きなれないかもしれませんがワイナリーとはワインを造ってくれるところです。
情報を調べるとカナダではどこにでもこのワイナリーがあるようです。今回紹介するのはPacific BoulevardにあるWINE MAKER と言うお店です。(Davie Stをイングリッシュベイ方向に行くとロンドンドラッグがあってその近くにもワイナリーが1店あります。だいたいこの辺)
ワインは、頼み方によって値段もだいぶ変わってきますが、一番安く済ませるのであればワイン30本で$100程で済みます。正確には最初は瓶を購入するので$120程。
二度目の注文からは瓶の購入は必要なくなるので$100程度で済みます。(瓶を割ってしまった場合はちゃんと空瓶1本から買えます。空瓶1本は$1で売ってくれる)
まずお店に出向くと赤・白・ロゼ・辛口・甘口など、どのようなワインを造るかを聞かれます。僕はあまり英語が分からないのでその辺は適当な英語で、「ホワイト!」とか「ドライ!」とか無理やり好みを伝えた後、今度は銘柄を聞かれます。
ワインに詳しい方なら問題ないと思いますが僕はまったくの無知なので耳にしたことある「シャルドネ」と言う銘柄にしました。
あとはワインを寝かせる期間も聞かれます。もし安く済ませたいのであれば4週間。6週間寝かせると言う期間もありますが僕は早く飲みたかったので4週間にしました。(お店の人が言うにはやはり割高で時間もかかる6週間の方が美味しいようです。)
全ての注文が終わったらワインと同じように4週間寝てれば良いだけです。
電話をお持ちの方はワインの状況などを聞くのも良いですけが、僕は電話を持っていなかったので直接お店に行ったりして注文したワインの状態が聞いたりしました。
僕は数回しか注文したことが無いのではっきりと言えませんが、4週間でワインが出来ると言っても結局は5週間から6週間近くかかります。
これはお店の人がワインの仕込みが遅いためか気候とか温度とか関係あるのかわかりませんが、とにかく「この日あたりに来てくれ!」と言われてから行ってみると「あと1週待て!」とか「2週待て」とか言われます・・・・
だいたい5週から6週待ってやっとワインが出来上がったら、今度はそのワインを自分で瓶に詰める作業をしなきゃなりません。
しかしその作業はとても簡単!
初めて注文する人はお店の人が作業を教えてくれるので大丈夫だと思いますが、一応作業工程を写真に撮ってきたので見て想像してみてください。
ビンにワインを入れる工程です。(最初はお店の人がやってくれましたが、3回目の注文あたりから自分でやらされ始めました・・・)
ビンにコルクを詰める工程です。なかなか楽しいです。かなり圧力に勢いがあるのでビックリします。
ワインのフタを熱で溶かす工程です。
あとはピタピタ好みのラベルを張れば出来上がりです。なかなか本格的なワインが造れるので感動しますよ!!!
これがお店の外観。
さてさて簡単にワイナリーのことを説明してみましたが、ワイナリーでワインを作ると言うカナダらしい良い経験も出来るのであまりお酒を飲まない方でも一度くらいは体験することをお勧めします。
ワインが30本で$100と考えれば1本あたり大体$3程。料理にも使えますし、5人くらいで一人6本シェアすれば多すぎると言うこともないと思います。味の方は結局のところ寝かせる期間とか銘柄、ワインの色などで左右されるので良いとか悪いとか言う判断は出来ませんがちゃんとしたワインですよ!!(頼んだ当初は少し不安でしたが)
ちなみにこのワインを造るにあたって一番辛いのが家に持ち帰ることです。車がある方は問題ないですが、僕みたいに「歩ける距離なのでタクシーを使うまでも無い」、と言う微妙な距離の場合、瓶に詰められた30本のワインを持ち帰るのはだいぶつらい思いをします。。。
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カナダでの住まいと暮らし日本では普段馴染みのないものですがカナダには「チップを払う」と言う習慣があります。(もしかしたら日本以外ならほとんどあるのかもしれませんが、、、)
一応僕の簡単なチップの払い方の覚え方として紹介してみようかと。
まずチップを支払わなければならないであろう場所、これが大きく分けて3つ。・レストラン・タクシー・ホテル
あと観光の時のガイド、またはバスの運転手に、って言う情報もありますが、僕は利用したこと無いので払ったことがありません。
このチップと言うものは、僕の考え方だと10%を目安に考えておけば良いと思います。
僕の場合は支払う金額に対して半端分の10%を目安にして、きりの良い金額にしています。(一応多い情報としては10%~15%みたいですが)
例えばレストランでの支払いが$27,92だった場合は、チップの料金を$2,08にしてチップ混みの総額が$30として支払ってました。
この場合は10%に満たないけれども「別に良いや」と言う感じでそうしてました。逆に$31,12の支払いだとしたら$35になるようにしてました。
もしかしたら10%に満たない場合お店側に嫌な思いをされてるかもしれませんが、僕は気にしません。。。
それにやはり、自分がサービスが良いと思ったら好意としてチップを払うべきだし、悪いと思ったら払う必要はないと思います。
チップの払い方は、現金ではなくカードで料金を支払う時はレシートにサインするとき、同じ欄に チップの料金を書く場所があるのでそこに書き込みます。
現金で払う場合でチップ混み以上の金額、つまり$23.45の料金の時に$50札を渡した場合などは、「いくら受け取るか」を伝えてます。
タクシーの場合もほぼほぼ上記と同じ。ホテルは宿泊したこと無いですが、1泊につき枕元に$1置いておくと言う情報が多いようです。
ホテルでルームサービスを頼んだらその料金に対してチップを10%程度。これはレストランで注文したと同じに考えれば良いと思います。
他にもチップがいらないような小さな雑貨屋、ファーストフード、コーヒーショップ、あとはセルフサービスのお店もチップ入れるような箱は置いてあります。
これは払っても払わなくても良いのですが、僕の知ってる限りではほとんどの人は払ってません・・・
とは言え、やはり一番重要なのは「自分が良いサービスを受けられたか」が判断基準になるのですが、日本の接客サービス以上のことを受けたことは正直無い気がします。。。
逆に言えば日本のサービス精神が過剰すぎるとも言えますが。。。
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カナダでの住まいと暮らしカナダでホームステイなどをする方などには無縁かもしれませんが、僕と同じように1人暮らしで「テレビとインターネットくらいは使いたい!」と思う方は、テレビ回線・インターネット回線・電話回線の開通などの契約する場合があると思います。
カナダでのテレビ、インターネット、電話の契約をする場合は一社への契約で出来てしまいます。
例えば日本の場合だと、・固定電話はNTT東日本・インターネットはNTTフレッツ・テレビはそれぞれでしょうがスカパーなど(仮に無理やりNTT系列のテレビ契約に置き換えると4mediaかな?) 、・携帯はNTT DOCOMOと、同じNTT系列会社だけで契約をしてる人でも契約は当然別々ですし請求書も別々に届きます。(同じ名前でも別会社なので・・・)
カナダの場合では僕の知る限りSHAW TV、またはTELUSと言う会社のどちらか一方に契約を申し込むだけで電話、インターネット、テレビが使用可能になります。(請求書も一つ)また、3つ全部(電話・インターネット・テレビ)を契約しなくても大丈夫です。
僕の場合はSHAW TVで、始めはテレビとインターネットの契約。その後、少し時期がたってからテレビの契約を切り、インターネットだけ使用するという使い方をしていました。
契約の仕方は電話をかけるだけ。携帯などを持ってる方なら問題ないですが、携帯を持ってない場合は公衆電話とか知人の電話を借りて電話をかけることになると思います。
ちなみに僕は携帯を持っていないので公衆電話からしました。電話で申し込む時は「とにかく使いたい!」と言う意思と住所を伝えればOK!!
ちなみに僕の知る限りではSHAW TVはケーブルテレビ会社。TELUSは電話会社と言うニュアンスらしく(公衆電話にはTELUSのロゴが入ってるのが見えます。)特にそれぞれにメリット・デメリットはないと思いますが、SHAW TVはケーブル回線でのインターネット、 TELUSはADSL(?)での使用と言う違いもあるようです。(正確な情報ではないですか・・・)
僕が契約したSHAW TVでの契約内容と料金の振り分けですが、テレビが約$50くらい、インターネットが$20くらいで、合わせて$70支払ってました。(固定電話の料金はちょっと分かりません・・・)
けれどテレビ回線の使用料金も契約するチャンネル数で料金が変わるのでもっと安く済む方法もあると思います。日本に住んでいた経験からテレビを見るのに$50もかかると思うとなんだか変な感じがしますね。。。
結局僕の場合はだんだんとテレビを見なくなったので 、テレビの契約を切ったのですが、契約を切ってからアニメや映画などの人気があるようなチャンネルは見れなくなりましたが映る番組もあります。通販の番組みたいなものとかニュースみたいなのも映ってました。
ちなみに僕が契約したSHOWTVの料金の支払い方法は、請求書が家に届いき、それを銀行に持って行って窓口で支払ってました。他にも支払方法があるのかどうかわかりませんけどね、、、
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ワーキングホリデー準備編僕が勤めていた会社はは一年も休暇をくれる職場ではないため(どこでも大抵そうだと思いますが)キッパリ辞めました。
仕事を辞めて行く人もいれば学校を卒業(退学・休学)して行く人もいるかと思います。退職の仕方はだいたい日本の常識から考えると1ヶ月から3ヶ月前に言えば問題ないと思いますが、大きなプロジェクト単位で動いてる人は半年前や、もしくはプロジェクト終了後などに退社すると言うのが、なんとなく日本の常識のような気がします。僕の場合は3ヶ月前に会社の方へ辞めることを伝えました。理由は「カナダ行きます」とだけ・・・
辞めてからワーホリで出発するまでの間、少しながら期間があったため短期のアルバイトも考えましたが、やっぱり根がニートだったので出発するまで無職でした。ちなみにカナダの退社制度(?)みたいなのは、いたって簡単らしく、辞める一週間前くらいに言えば良いらしいです。しかしその逆に、、、「明日からもう来なくて良い」とも言われることがあるようです。。。(これは日本でもあったりするか)
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ワーキングホリデー準備編海外旅行保険は任意ですので、入りたい人は入れば良いし、入りたくない人は入らなくても良い物です。しかしおそらくワーキングホリデーで海外に行く人は、海外旅行保険に入る方が多いのではないでしょうか?僕も突然の事故や入院の可能性があることを考え、海外旅行保険の加入をお勧めします。
すでに海外旅行保険についていろいろと調べてる方は「医療費が高い」と目にしているのではないかと思いますが、実はカナダの医療費と日本の医療費を比較すると、ほとんど変わりないと聞いています。
上記の「変わりない」と言う意味には、日本でも「健康保険」に加入していなければ莫大な医療費を請求されるのと同じと言う事で、ワーキングホリデーで出国するために日本の健康保険をとめてしまった方は、民間の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
2001年1月からは日本の健康保険が海外でも使えるらしく、日本国内での在住時と同じ3割負担のようですが、カナダの病院での支払いが3割と言うわけではなく、日本に帰国してから返金される仕組みらしいのです。つまり現地での支払いは「まずは全額自分で払わなきゃならない!」と言うことになります。(盲腸手術だと600,000~1,500,000円程度との情報。)
帰国してから医療費の請求手続きは「領収明細書」や「証拠書類」などが必要らしく、僕は情報を探しているだけで面倒に感じました。・健康保険3割自己負担で治療を受けられる。ただし、お金が戻ってくるのは帰国してからで面倒そうな手続きがある。もしかしたら歯科治療も日本と同じように3割負担で治療を受けられるのかもしれない(?)保険料は前年度の収入で変わってくるのでなんともいえない。
・民間の海外旅行保険会社大手ではAIUや歯科治療保険が含まれるエース保険など様々な会社がある。健康保険のように治療費に対して「何割負担」ではなく保険の限度額が適用されるため、大抵の治療はカバーできると思う。料金は大体1年間10万円からで、海外での治療以外にも携行品損害(盗難など)、航空機遅延費用(航空機が遅れた場合の宿泊代や食事代など)も適用される。
その他の方法として、某サイト紹介していた方法としてクレジットカードの付加保険で3ヶ月過ごし、現地で加入できる安い保険に入ると言うケースを取っている人も何人かいます。
ただ僕も実践・保険額を適用してもらったわけではないのではっきりと言えませんがクレジットカードに付加される保険金の支払いは健康保険と同じで、一度現地で治療費を全額自費で払うようで、帰国後に請求するらしいです。もし仮にクレジットカードの海外旅行付加保険で3ヶ月過ごすつもりならばワーホリの残りの9ヶ月間を現地で加入できる保険を探してみてください。
一例として現地で加入できる保険としてインターナショナル総合保険は1日2ドル程度で割安のようです。
また、海外旅行保険の裏技としてクレジットカードの付加保険が切れる3ヶ月後に一度日本に帰り、またカナダに戻ってくれば再度3ヶ月間保険が適用されます。
それを4回繰り返せばなんと保険料支払わずに1年過ごせます!三ヶ月に1回、一時帰国を予定してる人などには便利な方法ですね!!!
ワーホリビザ意味なし・・・
安心を買う!と言う意味では人それぞれ判断が違いますし、車やバイクに乗る予定の方、カナダだけではなく様々な国にも行く予定の方、スキーやスノーボードなどスポーツで怪我をする可能性ある方、引きこもる予定で無事故の可能性が高い方など、生活スタイルでも保障の考え方が違ってきますのでみなさんも納得の行く保険を見つけてもらえたらと思います。
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出国/入国いよいよ飛行機に乗り、カナダへと旅立ちますが、機内の中では注意する点としては1点だけ。関税申告書を書く必要があります。
これはバンクーバーの暮らし方さんのカナダに着いてに詳しく書いてありますのでそちらを参考にすると良いと思います。
あとはお酒飲んだり、ご飯食べたり、映画見て過ごすだけです。ノートパソコンを機内に持ち込む方などは日記などを書いたりするのも良いと思います。
ちなみに僕は行きはエアカナダで帰りはJALでしたが、正直JALをお勧めします。価格面でそんなに差が無いならばJALのほうが、サービス面を踏まえてとても良い時間を過ごせたと感じました。
もちろんエアカナダが悪かったと言うわけではありませんが、JALのほうが「良かった」と言うだけですので・・・
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ワーキングホリデー準備編日本ワーキング・ホリデー協会が発行している協会会員に加入している方って
多いのでしょうか?
僕は入りましたが、実は出発数日前になってから入りました。
しかし、入ってはみたもののぜんぜんメリットをいかせませんでした 。。。
まだ国内にいる方で、なおかつ出国する予定が先の人には有効な制度だと思います。
僕が知っている限りでは割安の英会話教室、さらには現地情報に関する資料の貸し出しなど
出国するまでいろいろなサポートをしてくれます。
さらには日本ワーキング・ホリデー協会に入るとメールにて
————————————————–
「2006年度カナダ・ワーキングホリデープログラム締め切り間近」
在日カナダ 商工会議所のホームページ上に2006年度の
申請状況が表示されました。
それによると、3月8日現在の申請状況は5000人分の
発給数に対し、85%に達しているとのことです。
(参考)昨年度のプログラムは
2005年5月26日に締め切られました。
————————————————–
と言った感じで申し込み状況なども教えてくれます。
出国してからはあまり必要ない情報だったりしますが、、、
さらに困った時にはメールで質問を受け付けてはくれるらしいんですが、
現地についてしまうとほとんど無意味な気がします。。。
割安な出発前サポートと思えばなかなか良い制度なのかもしれませんね。
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ワーキングホリデー準備編多くのワーキングホリデー情報サイトで良く話題となるのが、歯科治療について。
これは民間の海外旅行保険会社では適用されないことが多いらしく、
抜歯1本でも3万円程度とかなり高額です。
虫歯は風邪などと違って勝手に治るわけではないので
国内にいる間に治療しておくことをお勧めしますし、親知らずなどの不安がある方は
抜歯することをお勧めします。
(僕は出国前に2本抜きました。正直痛かった・・・)
ちなみに僕の場合は親知らずの抜歯以外にも虫歯を治療していたので、
かかりつけの歯医者に
「1年カナダ行くんだけど親知らず抜いたほうが良い?」と質問してみました。
すると
「そんなのわからん!抜きたきゃ抜け!」 と言われました。。。。
(ちょっと変な歯医者だったんですよね。。。)
とは言っても親知らずも斜めに生えていたり、
横に生えていたり、まっすぐ生えていたり、まだ生えてきてない状態などと、
個人個人で生え方などの事情が違いますのでやはりプロの歯医者に事情を話し、
アドバイスを受けることが良いと思います。
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ワーキングホリデー準備編ワーキングホリデー許可証が無くては始まりません。
これを持ってる人のことを僕は、
ワーキングホリダー予備軍と呼んでいます。
取得には商工会議所のサイトを見てもらえれば詳しくわかりますが、
必要なものとして、
・航空券の予約確認書、又は航空券のコピー
・パスポートのコピー
・写真
・申請書
が必要です。
ここで一つ疑問を持ったのは航空券購入とのタイミング。
「もし申請が通らなかったら誰が返金してくれるんだ?」 と言う事です。
当然商工会議所が負担してくれるわけありません。
もし「チケットを購入した瞬間に募集定員である5000人を超えていたら。。。」
そんな疑問がつきまといます。
僕の場合は去年の締め切った5月よりも余裕を持ちたかったので11月に申請を出し、
申請書を提出した三ヵ月後の2月頃を出発として考えておりました。
予約確認書でも良いとの事ですが、商工会議所のサイトを見ると
「出発の3ヶ月前程度に申請してくれ」と書いてあります。
普通ならば「申請が通ったから航空券を購入しよう!」と言うのが本来の流れだと思うのですが。。。
またこの許可証ですが僕の場合は受け取り方法をE-mailにしました。
申請を出してから項目にいくつか不備があったため商工会議所からE-mailにて
「代筆しますので両親の日本語名を教えてください」との優しい対応を受け、
その後、許可証のメールが届いたのが申請を出してからちょうど1ヵ月後あたりだったと思います。
許可証のメールの内容は「許可します」みたいなことが書いてあるだけで
実際「こんなものを一枚印刷しただけで本当にカナダに一年も住めるのか?」と
不安になったほどです。
許可証の受け取りには郵送も選べますが郵送の場合は受け取った1通を無くしてしまったらどうなってしまうかわかりません。
(再発行が可能だとは思いますが。。。)
僕は不安だったので受け取ったメールの許可証を2通印刷し、
一通は手持ちのカバンの中、もう一通はスーツケースの中。
その両方をなくしたとしてもノートパソコンのメールを見せればなんとかなると言う
実に心配性な準備をしました。
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ワーキングホリデー準備編航空券の購入で悩む方が多いのではないでしょうか?まずはチケットの種類ですが・FIX航空券・OPEN航空券・片道航空券の3つに分けられ、どれで行くか悩む方が多いとは思います。FIX航空券は観光用と思って良いと思います。
滞在期間が短期の往復航空券で、大体期間が10日FIX(10日後帰路)とか、その程度だと思います。
次のOPEN航空券もFIXと同じ往復航空券ですが帰国の日付を決める必要がなく帰りのチケットの有効期限が1年間有効と言う様なチケットの種類となります。
帰りの航空券代を残しておける自信が無い人はこれが良いかもしれません。また、カナダに来てからホームシックや、なにかのことで急に帰国を余儀なくされる場合にもとても有効なチケットです。
最後に片道航空券ですが、これは名前の通り片道だけの航空券です。1年OPENのチケットより割安で、上記のFIXやOPENなどは大体が直行便だと思います。
片道航空券には僕が調べた時2つありました。安い片道航空券は乗り継ぎ便、高い片道航空券は直行便と言う二種類です。値段の順番で見ると1、乗り継ぎ片道航空券2、FIX航空券(直行便)3、直行便片道航空券4、OPEN航空券(直行便)となります。
まず値段の面から見て一番安いのは乗り継ぎ片道航空券です。デメリットは当然乗り継ぎだと言うことです。
時間もかかりますし、 一度飛行機を降りてまた乗るなんて僕には考えられませんでした。「時間もたくさんあるし、乗り継ぎを経験してみたい」と思う人には良いかも知れません。
また観光ビザでは片道チケットで入国出来ないと言うことも注意点の一つです。ちなみに最終的に僕が購入したチケットはFIX航空券です。直行便で約40000円程で購入出来ました。実際には石油価格の高騰(2006年)などで50000円ほどになりましたがそれでも直行便片道と比較しても安い価格だと思います。当然チケットの値段も時期(シーズン)によって異なります。
また一時期OPNE航空券を購入することも考えましたが、「一年以内に使わなくては無駄になる」と言う考えが頭をよぎり、もし仮に1年以上の滞在が可能になった場合のことを考え、OPEN航空券と言う選択肢は外しました。
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カナダでの住まいと暮らしバンクーバーの危険な地域として有名なところにイーストヘイスティンがあります。ただし他のサイトでは「超危険!」なんて扱われ方をしてますが僕個人としては正直問題ないと思います。
危険、危険言っても所詮カナダですし、 この付近は良くパトカーなども多く停まっててとても厳重!さらに警察署も近くにあるし、消防署も近い。
なにより内戦が起きてるわけじゃないですし、この程度の治安の悪さを理由にワーホリを戸惑うくらいなら日本から出ない方が良いと思います。日本のある一定の地域よりは安全だと思います。。。それに僕としてはあえてこの地域に足を運んでみて欲しいと思います。
カナダの庶民らしさって言う意味では一番良く肌で感じる地域ですし、こんな言い方したら変ですがグランビルアイランドやロブソンStみたいなところは、やはり観光地と言う印象が強く、「バンクーバーらしさ」と言う特色が見れないように感じました。。。
イーストヘイスティンはカナダの失業率の現状や人間性と言うのが良く表れてて、なんて言うか浮浪者なのに紳士的だったり正義感の強さ、さらにカナダ人の親切心とかも感じたのがこの地域の感想です。まぁなんだかんだ言ってもやっぱり結局は浮浪者なんですが、、、(紳士面してても最後の会話には金クレ!と言う人もいましたしね。。。)
さらに僕は、夜にこの近辺の中華街歩いてて中国人に怒鳴られた経験もあります。。。もしかしたらからまれてたのかも知れないけど言葉が通じないって便利だと思いました。酔っ払いが叫んでるようにしか思わなかったから、、、
男性ならある程度は平気でしょうけど女性が訪れるならば昼間を選んだ方が良いと思います。
あとはバンクーバーでのドラッグ(マリファナ)ですが、これは違法です。ただし違法性としての認識が日本と違うと言うように感じました。
マリファナカフェなんてお店もあるし(これは吸う場所としての目的)こちらではマリファナを所持してるのを警察に見つかっても怒られる程度で特に逮捕とかは無しと言うような情報を良くみます。
正直その違法性の度合いと言うのがどの程度なのかが想像つきにくいのですが、、、以前タバコを買うためにマリファナカフェ?(パイプ売ってたりタバコも売ってるとこ)入ったらヨダレたらしながら店員じゃない人が応対してきました。。。
「どんな用?」って言われたので「タバコありますか?」と言うと「店員じゃないからわからない」って言われました・・・
「じゃー僕に用件聞くなよ・・・」って思いましたが・・・
僕の考えとしてはドラッグを肯定するわけじゃないですが国の文化に触れる、と言う意味では否定はしません。
カナダのニュースサイトなどでも良くマリファナについて賛否両論されてますし、一方的に日本文化と照らし合わせて良し悪しを決めるのは良くないかなと、、
異文化に触れるためにカナダと言う遠い地まで来てるのですから地域の現状を知ると言う意味でも良いテーマの一つだと思います。しかし当然ですがドラッグを推奨してるわけではございませんのでご注意ください!!
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ワーキングホリデー準備編カナダへ出発する準備が整い始めたら日本に滞在していない届出が必要です。
しかし「必ずしも」と言うことではありません。
僕が提出した届出の一つに「転出届」があります。
この届出を出すことによって「日本にいない人間」として扱われるので
年金の支払いと保険の支払いを止めることが出来ます。
しかし年金を止めるのも払い続けるのも任意ではあるし、
カナダに来てからも日本の健康保険もつかえるらしいので人それぞれの判断で良いと思います。
少し補足的になりますが「もし頻繁に日本に帰国する予定のある方」 の場合は
海外旅行保険の内容などを自分の環境と照らし合わせながら考えたほうが良いと思います。
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出国/入国まず、成田空港には出発2時間以上前には着くようにしてください。
搭乗手続き(チェックイン)は2時間前までです。
僕は4時間ほど前に成田空港へ向かい、本屋で小説を買ったり重たい荷物をゴロゴロ引きずって空港内をうろうろしてましたその後喫茶店でビール飲んだり、食べたり飲んだり飲んだり・・・
まぁお酒飲んでれば時間なんてすぐ過ぎます。
お酒の飲めない人は遅めに着けば良いんです。
館内放送で僕が乗る予定の便の搭乗手続きが始まりセキュリティーチェックへ。
セキュリティーチェックは特に危険な物を持ち込む予定が無ければ平気だと思います。
このページ読んでる方の中にはキャンプツーリングが目的で情報を見に来た方もいるかもしれませんので補足としてガスボンベなどは持ち込めませんのでご注意ください。
(キャンプ用品は現地調達で十分です。)
セキュリティーチェックのあとは出国審査があります。
出国審査は荷物の重さを計ったり出国目的(ワーホリ)を聞かれたりパスポートや許可証などを係員に提示するだけで終わりです。当然まだ日本語が通じるので僕も平気でした。
預けた荷物の引換券と搭乗券を受け取ったらしばらくは自由に動けますが、次に手荷物検査を受けなければなりません。
手荷物検査は国内線でも国際線でも同じような感じですし前の人と同じようにしてれば特に問題無いと思います。
大体僕が毎回引っかかる場合は「ベルトのバックル」「ポケットの中の鍵」「ウォレットチェーン」など外し忘れてブザーが鳴ります。。。
一度手荷物の筆記用具入れの中にカッターが入ってて散々な目にあったこともあります・・・今回は特に問題なくすんなりと通れたのでそのまま搭乗口の方へ向かいゆっくりとタバコをプカプカ。ここまで来ると緊張も無く「あぁ~とうとうカナダへ行くのか~」と言う程度です。
と言うか「引き返せない!!!」と言う思いのほうが強かったですけどね・・・
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ワーキングホリデー準備編FIX航空券の注意点としては、購入した後に返金がきかないことがほとんどだと思います。また、どこのサイトを見ても良く話題になっている
「FIXチケットでのワーキングホリデー入国」についてですが、
あるサイトでの掲示板では
「FIXチケットでの入国は大丈夫でしょうか?」
と言うような
書き込みが多数あり、すでにその質問自体がタブー的な扱いを受けているとすら感じました。
航空券について調べてる方は既に知ってるかと思いますが、もしかしたら入国時に「何故ワーホリなのに往復航空券なんだ?」「何故FIX航空券なんだ?」と質問される不安をお持ちの方もいるかとは思います。または他のサイトの掲示板では
「帰りの便を搭乗拒否をしたことにより旅行会社から賠償責任を問われる」と言う書き込みを見たこともあります。
この賠償責任と言うのが僕もあまり納得出来ないのですが、
理由としては「FIX(往復)だから安く売っている。」と言う事らしく、チケットを売る旅行代理店は帰りの便にも乗ってくれないと困るらしいのです。
それを聞き「つまりどう言うことだ?」と思いましたけどね。。。片道のほうが高い仕入れ値なのかどうなのか僕にはわかりませんが、そう言う説明をエアカナダから直接聞きました。(どう考えても往復航空券のほうが片道よりも高いコストがかかってるようにしか思わないのですが。。。)
僕の購入例としては、まず旅行代理店に出向き「FIX航空券を買いたい」と言うことを伝え、代理店の人はすぐさま僕にこう言いました。
「帰りの航空券を搭乗拒否などされませんよね?・・・」
どうやらワーホリビザを持ちながら、FIX航空券で入国し、
その後帰りのチケットをそのまま捨ててしまう人が多いようです。
また、不法滞在に関する注意と言う意味もあると思います。僕は代理店の方に
「もしかしたら海外で商談があるため帰りの日付がFIXである10日より伸びるかもしれない。その場合キャンセルは可能か?」と言ってみました。
代理店の方は「返金は出来ませんが可能です。」
と返答しました。
つまり、FIXでも入国は可能です。
しかし後々賠償責任の不安などある方はちゃんとキャンセル可能か聞きましょう。
もし仮にですが、片道航空券を予約・購入し、ワーホリ許可が下りなかった場合まず入国すら出来ないでしょうから僕としてはFIX航空券の購入をお勧めします。
観光での片道搭乗は出来ない決まり(らしい)ですし、返金がきかない場合はまったくの無駄になってしまいます。その可能性も含めワーホリビザの申請がおりなかった場合、
FIXチケットならば素直に観光旅行に行くと言う使い方が出来ます。
またFIX航空券で入国し入国審査時に「何故ワーホリなのに往復航空券なんだ?」「何故FIXなんだ?」と言う質問を受けた場合は
「これが一番安かった」
「キャンセル可能だと聞いた」
「住居を決めてから一時帰国しても良いと思った」
「カナダが嫌になったらすぐ帰るつもりだから。。。」
と僕は言うつもりでした。言うつもりでしたが聞かれませんでした。
聞かれなかったため無事入国出来ました。
しかし当然FIX航空券での入国を推奨するつもりではありません。
ちゃんと正規のルートをたどるならばOPENか片道なのでしょうね。
ちなみに航空券は入国4ヶ月前くらいに手に入れました。
まぁ全て自己責任だと考え、みなさんなりのチケットを購入していただけたらと思います。
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ワーキングホリデー準備編僕はカナダでの支払いはほとんどがクレジットカードと聞き、クレジットカードを数枚持っていきました。しかし噂ほどでもなく現金で支払いをする人もたくさんいます。
これは金額とお金の出し方によると思うのですが、僕の少ない経験からして①$20以下は現金で支払っても問題ない。②$20札での支払いは問題ない。③$50札をレジなどの定員に渡すと不振な顔をされ、場合によってはお札に偽札を見分けるようなスプレーをされる。
②の支払い例としては「$40の買い物をした場合、$20札2枚」渡してもなにも問題はないのですが 、③の支払い例としては「$40の買い物をした場合、$50札1枚」渡すと、日本でも一時期一万円の偽札が出回り、透かしを見るようなことをされます。
そのため$20をこえるような支払いは出来るだけクレジットカードを活用をした方が不信感を持たれず、嫌な思いもしなくてすむため、クレジットカードを持っていくことをお勧めします。
僕の場合はワーキングホリデーに行く前から持っていたカードが4枚あり、さらにワーホリでカナダに行くことを決めてから3枚ほど作りました。下記クレジットカードが僕がお勧めできるカードとなります。お勧めの前提として全て年会費無料のみにします。
・DCカードJizile(海外旅行保険付加 最高1000万円 出国後90日間有効)特長:このカードはリボ払い専用だがWEBからその月だけ一括払い込みにしてしまうことも可能なため毎月WEBにアクセスする手間だけなら一括払いのカードとして。。。
・シティ クリアカード(海外旅行保険付加 最高1000万円 出国後3ヶ月間有効)特長:若干ですが他のカードと比べ旅行保険額が少ないことと、実は意外と審査が厳しいことくらいでしょうか?
・NICOS郵貯カード(海外旅行保険付加 最高2000万円 出国後90日間有効)特長:ショッピング保険も100万まであり特にこれと言ったことは無いほど完璧に近いカードです。
・オリコカード『UPty』(海外旅行保険付加 最高2000万円 出国後90日間有効)特長:こちらもリボ払い専用ですが利用限度額と支払額を同額に設定すれば結局一回払いのカードに!
・My Sony Card(海外旅行保険付加 最高2000万円 出国後90日間有効)特長:いろいろなサービスが付加されたカードですがワーホリでカナダに来たらあまり意味の無いものばかりと言う程度でしょうか?・・・
・イオンカード(海外旅行保険付加(要手続?) 最高1000万円~3000万? 出国後15日間有効?)特長:お勧めしておいて言うのもなんですがこのカードは僕持ってません。。。そのため詳しい情報が引き出せませんがいろいろなサイトを見てるとまず上記のカードを申し込み、使ってるうちに(優良会員と認められたら?)ゴールドカード(年会費無料)への案内が来るらしいのです。すると海外旅行保険額が1000万から3000万になるとか。。。
ショッピング保険も付加するのでワーホリがまだまだ先の計画なら今のうちからゴールドを狙うのも良いかと思います。
・楽天カード(海外旅行保険付加 最高2000万円 出国後90日間有効)特長:ポイントの還元がハンパ無く100円につき2ポイント。つまり2%還元となります。カード払い使用のメインとして。
・P-oneカード(海外旅行保険無し 月額有料のP-oneカードシルバー・P-oneカードゴールドには付加)特長:国内、国外共に買い物をすると常に1%割引されポイントも1%付くので実質2%還元。また毎月7日はポイントが10倍!使用するメインカードとして。
上記7枚が僕がお勧めできるカードとなります 。カード会社のHPなどを見てもらえればわかりますが、大抵どのカード会社も海外にサポートデスクを置いてありバンクーバーなどにもあります。
カードとは関係の無いことでも何かのトラブルで困った時電話すればおそらく助けてくれます。
また学生のみ年会費無料で海外旅行保険が付加されるものや、旅行代金(航空券など)をカードで払うと保険が付加されるものも多数ありますが、それらは多くのサイトで(「クレジッカード 海外旅行保険」のワードなどで検索すればすぐ出てきますので、他のカードと比較してみるのも良いと思います。
また上記のクレジットカードは海外旅行保険とカナダでの支払い(ショッピング)と言う部分から紹介しましたが、キャッシングとして見た場合、1枚のカードでだいたい50万引き出せると考えると「不思議な錬金術!」としてお金が増えます。
例えば「明日までに500万用意しなきゃならない!」と言った場合などにカードが複数あると本当に便利です。その後の対応は自己責任ですのでご了承ください。。。
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2006年 海外ツーリング記
初めにバイクに乗る人なら誰もが一度はあこがれる
世界一周バイクツーリング!!!
イージー★ライダー、ハーレーダビッドソン&マルボロマン、
最近ではモーターサイクル・ダイアリーズなどバイクに関わる映画を見ては
「こんな旅してみてぇ~・・・」
と思いながらバイクの荷台にツーリングテントと寝袋を縛り付けて
いろいろと日本をまわったものでした。
しかしここは日本・・・
ちょっと走ればすぐ信号に捕まります・・・
ちょっとひねればすぐ白バイが追ってきます・・・
「いつかは地平線が見えるほどの一本道をバイクで走りたい!」
そんな夢を見続けながら気づけばもうすぐ30歳。。。
もちろん年を取ってからでも世界をまわることも可能ですし、
お金の面から考えても準備と言う意味でも
慎重になることは悪いことではないです。
しかし今行きたい!
今すぐ世界を走りたい!!!
と思っていたら走り続けていました。。。
タイトルに「海外ツーリング」と言っては見たものの
実際に走れたのはカナダ・アメリカ・メキシコの3ヶ国になります。
またリアルタイムでブログを更新していたわけではないので
「ツーリング日記」は手帳に書き込まれた文章をそのまま投稿しています。
これから旅立つ人や今計画中の人など
多少なりともやくに立てればと思いまとめてみました。
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アメリカ西部10/31
今日はスノコルミーと言う小さな町を目指す。
カナダ・バンクーバーに住んでいるときからなんども行こうと思っていたが結局
住んでいる間では行くことが出来なかったが、たまたま今いるところがスノコルミーに近いと言う事もあり、行ってみることにした。
スノコルミーは海外ドラマ、ツインピークスの舞台となった町。
僕の青春ドラマのツインピークス。
どうしても一度は見ておきたかった。
出発をしようとモーテルの部屋から外に出てみるとバイクのシートが凍っていた。
テントキャンプをしなくて良かった・・・
良い判断だ・・・
この日、ずっとお世話になった、テントを捨てる決意をした。
カナディアンタイヤで50ドル程度で買った4人用テント。
ツーリングテントではなかったが荷物として積むには場所を取らない小ぶりな収納。
テントとフライシートの間にビニールシートをかぶせてがんばってきた。
一度ぐらいポールが折れてくれれば冬用テントに買い換えることを考えていたが、
結局最後まで壊れることなくがんばってくれた。
ありがた迷惑のようなテントだった。
ありがとうテント君。
あの風が吹き抜ける寒さは一生忘れない。
テントとともにバックを整理していると蚊取り線香や虫除けスプレーももういらないだろうと一緒に捨てた。
最悪の事態を考え寝袋だけは取っておくことにした。
スノコルミーまでは5号→18号→90号と走る。
しかしとてつもなく寒い。
今までは70キロごとの休憩だったが
今日は30~50キロ乗ったら休憩しないと手がかじかんでしまう。
90号に乗るとすぐにスノコルミーフォールがあった。
ツインピークスのオープニングに出てくるアレだ。
その滝の上にはもちろんホテルがある。
オードリーのホテルだ。
昔夢中になったドラマの舞台をそのまま見るのは感動した。
その後スノコルミーとノースベンドの町中をバイクで走る。
スノコルミーとノースベントの町はすぐ間近に山があり、キレイな景色を眺められる町だった。
ノースベンドに着くとRRダイナーを見つけることが出来た。
ドラマではRRダイナーだったが看板はTWEDE’Sカフェとなっている。
その最寄にモーテルを見つけたので先にチェックインをすることにした。
1泊$60
部屋はいつもよりはちょっと狭くて汚いイメージがあったが問題なかった。
部屋に荷物を置き、早速カフェへ。
カフェはツインピークスに出てくるのと同じように客もぱらぱらいる程度。
店内にツインピークスの写真などが多数貼られており、ツインピークスグッズも売っていた。
ターキーサンドとコーヒーそれにチェリーパイを頼む。
味は普通だった・・・
クーパーが感動しながら「美味しい」と言っていたのはチェリーパイじゃなくてドーナツだったか?
走行距離:254キロ 総走行距離:23732キロ
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アメリカ西部10/18
TIJUANAを出発し、メキシコとおさらばする。
メキシコはとても良いところだった。
たくさんの蝶や蜂、ムカデ、ケムシ、土ぼこり、ディーゼルエンジンの黒煙、
伝わらない言葉と物乞い。。。
そんな苦い思い出ばかりだがメキシカンは良い人達ばかりだった。
また来たい、とは思うが「またすぐ来よう」とは思わない・・・
アメリカ側へ入る国境にはイミグレーションセンターがあった。
アメリカ側からメキシコ側に入るときは何も無かったのに
逆の場合はちゃんとある。
しかも並んでいる車やバイクの数もとても多い。
見ると車は後部座席だけなどではなく、車のトランクやダッシュボードの中までも
調べられている。
バイクも同じくリアシートにつけられたリアボックスなどを開けて調べられている。
こりゃ時間がかかるな。。。などと思い並んでいると
BMWのバイクに乗るカリフォルニアナンバーのアメリカ人が
「着いて来い」と言う。
彼の言うとおり着いていくと、車をどんどん追い抜き、するっと最前列の部分に入る。
ただの横入りだった・・・
しかしバイクに乗る人はそれが当然なのだろうか?
見るとバイカーはみんなそうしている。
彼に「センキュー」と言い自分の番を待つ。
入国審査に入るとまずはパスポートを見せ「どこへ行く?」と聞かれた。
僕は「バンクーバーに帰る」と言う。
「サイドバックやリアボックスの中身は何だ?」と言われたので
「キャンプグッズだ」と答える。
荷物を全部おろし、中身を調べられるのかと思ったが、入国審査官は僕のバイクのナンバーを見ると「行って良いぞ」と言われすぐ通ることが出来た。
入国審査は簡単だった。
日本人だからだろうか?
カナダナンバーだからだろうか?
とにかくすんなり通れた。
メキシコナンバーだったら厳しい審査を受けていたのだろうか・・・
5号線を走る。
前日地図見ながらロスに行こうと考えていた。
ロス観光をしよう。
久々のアメリカはとても嬉しかった。
道路も広く、どんどん走れる。
アメリカ好きだ。
5号線からSAN DIEGOを抜けまたさらに5号を走る。
地図で確認するとLOSの手前の5号沿いにキャンプエリアを示すマークがあるので
そこでキャンプを張ることにしようと思っていた。
キャンプ場に着くと夕方が近い時刻だったので2連泊して、明日1日をLOS観光にすることにした。
久々のキャンプは楽しい。
テントを設置し終わっても時間はまだ余っていたので
いろいろと残りの日数と計画などを立てていると
QICに預けた荷物の期限がもうすぐだと思い出し、カナダへ電話をかけようと思った。
パークのオフィスの隣にある、公衆電話から大量の小銭を入れ、国際電話をかける。
が、かけ方がわからない・・・
パークスタッフにQICの番号を見せ、カナダへ電話をしたいと伝えると
公衆電話からかける手助けをしてくれた。
コール案内の手順したがい、番号を押してくれたが
すぐさま受話器を置いて、電話を切ってしまった。
どうやらとてつもなく高額な通話料らしい。
手持ちのアメリカドル程度ではぜんぜん足りないらしい。。。
($10以上かかる・・・)
結局彼はパークオフィスにある電話を使えと言ってくれ、
ただで電話をかけさせてくれた・・・
優しい・・・
QICに電話をかけ、預けている荷物をさらに1ヶ月延長してくれと伝える。
延長の手続きが終わったので久々に自炊の買出しに出かける。
食料の調達をし、パークに戻り、先ほどのスタッフにコーラをあげた。
僕のお礼はすべてコーラだ。
キャンプファイヤーをした。
楽しかった。
夜は寒そうだ。
走行距離:158キロ 総走行距離:19640キロ
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カナダ編2006/08/23
参った。。。
朝から雨。。。
と言うのも昨日の夜はカミナリすら鳴っていた。。。
あまりにも雨がひどいようならキャンプ場に連泊することを考えていたが
AM9:00頃に雨が上がったのでテントをたたんで、
バイクに詰め込み作業をしていたら、1人のアジア系男性が「こんにちは」と日本語で話しかけてきた。
僕も「こんにちは」と返すとその後は英語だった。
どうやら彼の知っている日本語はそれだけだったようだ。
彼はその後奥さんを連れてきて紹介してくれた。
どうやら2人とも台湾人らしい。
「どこまで行くんだ?」と聞かれたので
「トロントを目指している」と答えると
「気をつけていけよ」といわれ1枚のカードを手渡された。
カードには漢字だかなんだかわからない文字でどうやら仏教の
ことについて書かれている。熱心な仏教徒なのだろうか?
その後荷物を積み込み昨日と同じように1号線をひたすら走った。
すると雨が降り出した。。。
山の天気は気まぐれなので仕方がない。。と思いながら
レインコートを着てそのまま走り続けることにした。
予定では今日バンフまで向かうつもりだったが、
雨とSELKIRKマウンテンを抜ける山道でなかなか距離が稼げない。。。
こんな山道なのに後続車から120キロオーバーで抜かれていく恐怖におびえながら
フラフラと走る。。
SELKIRKマウンテンではまったくガソリンスタンドがなかったので
ガス欠の心配が出てきた。。。
リザーバータンクを開けて走ることにした。
おそらく走れて30キロぐらい。。。
こんな山の中でガス欠なんて嫌だ!
と思っているとGoldenと言う小さな町につくことが出来た。
とにかく給油を先に済ませ、山なのでとても寒いのと
衣服がびっしょりだったためキャンプではなく、
モーテルに泊まることにした。
夕食はモーテルの隣にあるマクドナルドで適当に済ませる。
ちょっと出費が痛い一日だ。。。
明日はたくさん走ろう。。。
走行距離:303キロ 総走行距離:798キロ
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アメリカ西部11/01
ツインピークスの町、ノースベンドを出発し、シアトルを目指す。
90号を走りシアトルで5号と乗る。
今日も寒い。
やはり今までで一番寒い。
が、ゴールまではあと少し、と言う気持ちでバイクを走らせる。
ハイウェイから見たシアトルは今までアメリカで出会ってきた大都市にしては小さく見えた。
大体バンクーバーと同じぐらいだろうか?
今日はカナダの国境を越えない計画にした。
明日ゆっくりとバンクーバーに向かい、連泊が可能な安めのホテルを探そうと思う。
地図を確認しながらカナダに程近いBellinghamと言う町でモーテルを探すことにした。
クーポンのついたフリーペーパーで探すとインターネット設備のあるモーテルDays innがあるので、そこで1泊することにした。
チェックインを済ますと今日は帰国準備のためにお土産などを買うことにした。
また、カナダ・バンクーバーはお酒が高いのでアメリカ側で買っておくことにした。
アメリカでカナディアンウイスキーをお土産用に買う。
なんだか変な話だ。
結局お土産用とバンクーバーについてから自分が飲む用にといろいろ考えながら
買っていたら3リッター近いお酒を買うことになってしまった。
国境を越えるとき平気だろうか?
心配だ。
モーテルに戻りホテル内に設置されたパソコンでバンクーバーの安宿を探す。
なかなか見つからない。
見つけても結構高い。
預けてあるスーツケースの引き取りやチケット購入などいろいろ考えると
最低でもバンクーバーに3連泊は必要だろうと思う。
結局バンクーバーについてからバイクで探し回ったほうが良いと
思い、また、今日はアメリカ最後の日。
憧れのアメリカ。
いろいろと思い出にふけながらお酒を飲む。
久々に酔っ払った。
走行距離:210キロ 総走行距離:23942キロ
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カナダ編2006/09/7
RVばかりのキャンプ場をあとにし、今日はとにかく走ることに専念した。
モントリオールを越えた後からは地図で見る限り大きな都心部は無く、
あってもQUEBECかLevis程度。
どちらの街も立ち寄らずハイウェイで通り過ぎるだけにした。
これもケベック州がコンビニでお酒を買えると言うのが大きい。
途中、給油のためにスタンドに入り給油の支払いと一緒にブルーベリーパイを買って食べた。カナダはブルーベリー原産国で有名なので、これが本当にカナダ産なのかどうか気になったが、
カナダで売ってるからカナダ産だな!と自分を納得させて美味しく食べた。
中国産だったら悲しい。
またスタンドに備えついていたフリーの観光ガイドブックを見ると、
モントリオールにはノートルダム大聖堂と言うものがあったのだと気づき、
見ておけばよかったと後悔した。
が、今後も大聖堂ならあるだろうと気持ちを切り替え先に進む。
結局暗くなりそうなんおでMont-Jeliと言う街でキャンプ場を探すことにした。
Mont-Jeliは大きな川、St Lawrence Riverに面しているため
エビの漁業で有名なのかどうか知らないがエビの看板が目立った。
しかしお店はどこも閉まっていた。。。
どうやらオフシーズンのようだ。
そんな中キャンプ場を見つけることが出来た。
看板にもちろんエビが描かれていた。
始めはカニの絵だと思っていたが下手な絵のエビであると知った。
キャンプ場にはオーナーはいないが、テントサイトにRV車は
何台か止まっている。
前からいたであろうRVキャンパーにお金はどうするんだと聞くと
「朝集金に来るからその時渡せば大丈夫だ」と聞き、
勝手にあいているサイトにテントを張ることにした。
キャンプ場も川に面しているのでとても寒い。
隣のテントサイトを見ると僕と同じように小さなテントが張られているが、
どうも移動手段に使われるようなバイクや車は無くカヌーだけが外に置いてあった。
まさかカヌーキャンパーなのか?と思い、話してみたかったのだが
テントの中から人は出てこなかったため話すことが出来なかった。
明日の朝話しかけてみよう。
走行距離548キロ
走行距離:548キロ 総走行距離:6181キロ
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アメリカ東部2006/09/15
朝起きてからモーテルのフリーブレックファーストを食べた。
ドーナツ、パン、ワッフル、コーンフレーク、ゆで卵、ジュース、コーヒーなど。
ここでもやはり小麦粉系が多い。。。
美味しい和食が食べたい。。。
モーテルのフロントにあるニューヨークの観光案内マップを見ていると、
モーテルの近くからマンハッタン行きのバスが出ているのだと知る。
結局今日は雨と言うこともあり、バイクを走らせずバスでマンハッタンに行くことにした。
それに昨日の雨の中走り続けて衰弱した精神では、
また雨の中バイクに乗ろうと言う気持ちになれなかった。
最寄のバス停留所でバスに乗る。
前に乗る人を見ているとどうやら$2らしい。
ので運転手に$2札を渡した。
大きなトンネルを抜けどうやらここがマンハッタンだろうと言う場所にたどり着いたが、実際はどこがマンハッタンかは知らない。
とにかく都心部であることはわかったので乗っていたみんなが降りた場所で
僕も降りることにした。
マンハッタンは思っていたよりも大きな都市で
新宿と渋谷を合わせたような感じなのだが、アパレル系のお店は東京と比べると少ない感じ。
飲食店は多い。
けどまぁオフィスが一番多いのだろう。
またすれ違う黒人なども鼻歌ではなく普通に大声で歌を歌っていたりする。
恥ずかしいと言う概念がアメリカには無いようだ。
マンハッタンではハードロックカフェで軽く食事をした。
野菜が食べたいと思っていたので
サラダを頼むととんでもない量だった。
気のせいかもしれないが日本のハードロックカフェより多き気がする。
お土産屋でポストカードを数枚買った。
その後帰りのバスを探したがわからない。
バスの行き先はM10とかM16とかNJとか。
それだけではわからないのでバスの運転手に聞くと
Mはマンハッタン
Nはニュージャージーだと言うことを教えてくれた。
NJと言う行き先のバスに乗るが、ニュージャージーのどこ行きだか聞いたが
なにを言っているかわからなかった。
「僕はノースバーゲンに行きたい」と片言で伝えると、
「ノースバルゲン!OKOK!」といわれ、どうやらノースバーゲンだと思っていた地名はノースバルゲンと発音するようだ。
結局同じようにモーテルの前の停留所で止まるのかと思いきやぜんぜん止まる気配が無い。
気づけば自分ひとりだけ乗ったバスは終点まで来てしまった。
運転手に「ノースバルゲンのモーテル、スーパー8に行きたい」というと
指をさし「あの角に止まるミニバスにのれ」と教えてくれた。
交差点の角で待っていると本当にバスが来た。
乗る前に運転手にノースバルゲンに行くかどうか聞くと行くといった。
乗ってる人たちは黒人が多く、スペイン語らしい言葉を話している。
それに僕のことをすごい珍しそうにジロジロと見ている。
バスは言われた方向とは違う治安の悪そうな街へとどんどん進んでいく。。。
間違えたかな、、、と不安になり運転手に
「ノースバルゲンには行くのか?」と言うと
運転手は「ノースバルゲンは後ろだ!」と言う。
間違えた・・・
もしくはすでに過ぎていた・・・
仕方なくバスを降りる。
お金を払うのを忘れたが何も言われなかった。
そういう土地なのだろうか?
そういえば誰も払っていなかったような・・・
治安が悪そうな知らない街で、あたりは真っ暗。
右も左もわからない。
結局タクシーを広い、モーテルに帰ることにした。
運転手にノースバルゲンのモーテル、スーパー8までと伝えるとちゃんと
向かってくれた。
途中タクシーが止まり、運転手はシェアOKか?と聞いてきて
OKだと伝えた。
すると小さな女の子が乗ってきた。
結局無事モーテルにつくことが出来た。
ニューヨークは適当な人間が多い。
走行距離:0キロ 総走行距離:8649キロ
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カナダ編2006/08/21
今日は昨日預ける予定だったQICへスーツケースを預けに行く。
今日は営業日なのでやってるはずだ!!!
ダウンタウン支店は14時からなのでちょっと早めに行き、
待ってることにした。
14時ちょうどくらいに受付が空いたので
簡単な手続きをしてスーツケース1個を預ける。
本当は船便で送ってしまっても良かったのだが、ツーリングから帰ってきてから
必要な荷物もあるため、預けたほうが良いだろうと言う判断だった。
預け代は、1ヶ月1棚 $29.95と安い。
ツーリング自体の計画が2ヶ月程度なので大体$60ほど。
帰宅してから急いでバイクに荷詰めした。
テントや寝袋などキャンプ道具を詰め込むととてもじゃないが
サイドスタンドで耐えられないような積み方になってしまった。。。
それでもなんとか荷物を積むことが出来たので
アパートのマネージャーに退室届けをすると、
デポジット(預け金)は日本の住所に送っておくと言われた・・・
あぁぁぁ、、、てっきりキャッシュでその場でもらえるかと思っていたので
$400近くがいきなりツーリング計画から消えた・・・
泣き言を言っても始まらないのでお礼とお別れを告げ、
ヨレヨレのバイクでバンクーバーを出発した。
出発時刻は15:00くらい。
念入りに立てた計画では今日の15時にはキャンプ場についてる
計画だったのに・・・
それでもバイクキャンパーなのでどうにでもなると考え、
バンクーバーから最寄のキャンプ場にテントを張ることにした。
地図とテントエリアを確認しつつ見つけたパークに入るとすでにキャンプエリアが
満員状態・・・
仕方なく5キロ程度引き換えし私営のキャンプ場にテントを張ることにした。
キャンプ場のオーナーにテントを張りたいことを言うと、
用紙にバイクのナンバーと住所の記載を求められた。
すでにバンクーバーのアパートは引き払っていたので
日本の住所を書くことに。
すでにここがどこだかわからず薄暗い。。。
湖に面したキャンプ場だったので良いロケーションだった。
走行距離:116キロ 総走行距離:116キロ
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アメリカ西部10/29
今日は朝から雨だった。。。
こんな気温でしかも雨ではとてもじゃないがバイクを走らせることは出来ない。
寒い地での何もしない時間を過ごすのは少々いやだったが仕方がなく、連泊することにした。
朝方テントの中で地図を見ながら残りの距離などを計算していると、
昨日キャンプファイヤーに火を着けてくれた男性が来た。
「コーヒー飲むか?」と聞いてきたのでありがたく「YES!」と
答えると彼らのキャンピングカーに招いてくれた。
初めて乗るキャンピングカーに感動した!
そしてとても温かい!!!
テレビもある!
キッチンもあればベッドもある!
冷蔵庫もある!!!
犬もいる!!!
彼の名前はマイクと言った。
奥さんの名前はラモネ。
犬は小型犬が3頭でスクラッピー、ペギー、マックスと言った。
コーヒーの飲みながら朝ごはん食べたか?と聞かれたので「まだだ」と言うと
朝ごはんを作ってくれた。
パンやスクランブルエッグ、それにメロンまでいただいた。
優しい人たちだ。
ご飯をいただきながら
どこから来たか、どういう旅をしているかなどいろいろ話した。
今日はどうするのだと聞かれたので「雨なのでここに連泊する」と言うと
ラモネが「それじゃー一緒にディナーを食べましょう!」と言ってくれた。
なんともありがたい!
その後一緒にフードマートに行き、ディナーの食材の買い物に行った。
清算時に僕が食べる分も含まれているのだからと
お金を出そうとするとラモネに「NO!!!」と言われ怒られた。
その後ラモネ夫妻と一緒に近くのビーチに行った。
とても寒いが気持ちよかった。
マイクは以前軍隊に所属していて、日本の横須賀にいたらしい。
もう何十年の前のことらしいが日本が恋しいと言った。
ビーチでは海から流れ着いた流木や地層の断面など、
いろいろなことを教えてくれた。
まるで本当の父親かのような会話を楽しんだ。
キャンプ場に一度戻りディナーの用意をするから16時にまた来いと言われ、
なんだか手ぶらで行くのも申し訳ないので近くのリカーストアに行き、
アップルのリキュールをプレゼント用に買うことにした。
16時になり行ってみるとすでにテーブルにはディナーの用意が出来ていた。
焼きたてのクロワッサン、サラダ、それにローストチキンまである!!!
アップルリキュールをプレゼントだと言い渡すとラモネは大変喜んでくれた。
ご飯を食べながらチェリーコークラムを頂いた。
いろいろな話をした。
彼らはペンションを営んでいるということ、
息子と娘がいるということ、
息子はプログラマーとして働いているということ、
娘はすでに結婚しているがその旦那のことはマイクは好きではないということ、
英語で言うファックと言う汚い言葉を
他の国では何と言うか、などいろいろはなした。
日本語ではなんと言うのだ?と聞かれたので
適当な言葉が思いつかなかったので「「クソ」だ」と教えた。
また今までたどってきたアメリカの各州でのいまだに残る差別的な偏見なども
いろいろ教えてもらった。
特にジョージア州のほうではいまだに差別的思想があるので気をつけろと教えてくれた。
フロリダの海が最高だったこと
ベガスの夜が楽しかったこと
マンハッタンの夜景がキレイだったこと
ロッキー山脈や何も無いサスカチュワン州の道路
メキシコの野犬やカツアゲにあったこと
書ききれないほどたくさんの話をし、
彼らの旅の思い出のあるというブックマーカーをもらった。
彼らにお礼を言い、モーターハウスをあとにし明日の準備を整える。
走行距離:8キロ 総走行距離:23200キロ
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アメリカ東部2006/09/17
今日でニューヨークにおさらばしなければならない。
ニューヨークは東京的と言うか人が人にあまり干渉せず、
僕としては良い街だと思った。
出来ればこの街に住み、ニートしたい。
しかし旅を続けなければならない。
いつもと同じように小麦粉系の朝食を食べに行った。
牛乳・コーヒー・ドーナツ・シリアル・ワッフルなど数種類を少量ずつ食べた。
チェックアウトをすませルート1を南に進む。
NYを出た後にはフィラデルフィアと言う大きな街を通ることになった。
フィラデルフィアは町なかもキレイで家も大きく、
お金持ちが多そうな街だった。
NYの汚いイメージとはだいぶ違う。
途中フィラデルフィアのガススタンドで給油に立ち寄る。
レジにてガスの清算とチェリーコークを買う。
すると女性定員に
「どこから来たんだ?」と聞かれたので
「バンクーバーだ」と言うと
「ワァ~オォ~」と驚かれたが彼女の表情には?マークがついていた。
どうやらバンクーバーと言う地がカナダのどこかにあると言う程度しか
しらないようでとにかくカナダから来たことに驚いていたようだ。
無計画のツーリングがどうやらだいぶ遠くまで来ていたのだと気づく。
チェリーコークはたまに日本でも見つけることが出来るが美味しい。
その後またルート1を南下する。フィラデルフィアとボルチモアのちょうど真ん中あたりのOxfordと言う小さな街でキャンプマークを見つけることが出来たのでキャンプを張ることにした。キャンプ場は以前から気になっていたKOA系列のキャンプ場。
値段は$30と高いが川に面したところでカヤックもできるようになっている。
シャワーもとてもキレイで$30を支払っても大満足だった。
明るいうちに夕食の支度をしていると、
男性二人、女性二人の高校生ぐらいの男女4人がカヤックから帰ってきた。
夏休みか何かで4人でキャンプに来ているようだ。
どうやら彼らはキャビンに泊まっているらしく。
快適そうだ。。。
僕もああいう高校生時代を過ごしたかったなぁ、、、
とうらやましく思ったが僕にはバイクがあるじゃないか!
と思い明日のルートを考えながら寝ることにした。
僕はどこまで行くつもりなんだろうか・・・
221キロ
走行距離:221キロ 総走行距離:8949キロ
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カナダ編2006/09/4
今日はナイアガラの滝を見に行くことに。
ナイアガラ自体はカナダ側から見ることも出来るし
アメリカ側から見ることも出来る。
僕はカナダ側から見た。
ナイアガラの滝はとても大きな滝だと言うことは知っていたが
二つに分かれていたと言うことは知らなかった。
またナイアガラシティは観光地ということもあり、
アトラクションやいろいろなショップがあった。
革のロンドンジャケット(ライダース)にパッツパッツのスキニージーンズに
白いマーチンと言う格好が珍しかったのか、ナイアガラでは
ハードロックカフェから出てきた一般人に写真をとられた。
その後ナイアガラをあとにし、時間的には早かったのでトロントの
観光をすることにした。
ニューヨークが近いせいかトロントはバンクーバーに比べて
ピザ屋が少なく、ほとんどがホットドッグ屋だった。
結局ホットドックとポテトを購入して食べてみたが、
普通だった。
それから最近調理用のガスボンベとバイクのエンジンオイルを
交換する時期だと思っていたため二つが売っているような、
カナディアンタイヤを見つけたが今日は休みだった・・・
本当にタイミングが悪い・・・
明日またこよう・・・
走行距離297キロ
走行距離:297キロ 総走行距離:5006キロ
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アメリカ西部10/20
テント生活は楽しい。
今日はルート66を走る。
泊まっていたキャンプ場から5号、15号、40号と乗り継ぎ、
途中から地図上に乗っているHistoric Route66と言う部分を走る。
今は無きルート66がちゃんと残っている。
途中なんども道路を間違えたりしながらも出来るだけ66を走ろうとつとめた。
ロスからほど近いルート66はちょっとした観光地のような町となっており、
いろいろなダイナーなどもあった。
その後も66を走る。
たまに行き止まりに突き当たる。
迂回してまたルート66を走る。
まわりにはモハーヴェ砂漠が広がる。
モハーヴェ砂漠はメキシコの砂漠ほどではないがやはり名前のとおり
砂漠である。
モハーヴェ砂漠と聞くと僕はゲームのパラサイトイヴ2を思い出してならない。
バイクに乗りながらパラサイトイブ2のオープニング曲を口ずさみながら
ルート66を走る。
道はやはり今は地図にない道路なせいか舗装されておらずボコボコだ。
潰れたガススタンドなどを写真に取りながら、
また、ボコボコの道に気を使いながらゆっくりとバイクを走らせていると、
気づけばまっくらになってしまっていた。。。
予定では地図に載っているEssexから曲がり、
Providence Mountains State Recreation Areaでキャンプを張る予定だった。
しかしどうやら曲がる予定だったところを過ぎていたようだ・・・
真っ暗なルート66は数メートル先すらどうなっているかわからない。
街灯も無ければ民家も無い。
映画のイージーライダーのような野宿もしてみたかったが今は時代が違う。
野営などしたら捕まってしまう。
仕方なくハイウェイ40号を走ることにする。
ルート66からハイウェイルート40に入ろうとする道を走っていたつもりが
間違えてしまい、山道を走っていた。
間違いに気づき、Uターンしようとすると森の中からゴソゴソと
獣かなにかの音が聞こえる!!!
怖い!!!!
クリーチャーだ!!!
などと恐怖は最高潮!!!
急いでUターンし、ハイウェイ40号に乗る。
40号を走りキャンプマークが無いか探すがなかなか見つからない。
地図で確認するとNeedlesと言う街が一番近いようなのでそこまで行けばモーテルぐらいはあるだろうと向かうことにした。
Needlesに着くと運良くKOA系列のキャンプ場を見つけることが出来た。
すでに受付は終わっていたのであいているテントエリアを見つけ勝手に張ることにした。
それにしてもやはり夜の運転は怖い。
クリーチャーも怖い。
走行距離:560キロ 総走行距離:20498キロ
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カナダ編明日に出発を控え、今日は、昨日まとめたスーツケースをQICに預けに。
タクシーを使わなくてもなんとかなるだろうと思ったのが間違いで、
とてつもなく重いスーツケースをガシャガシャと引きずりながら、
コンビニ屋の二階、QICに行く。
が、なんと今日は定休日・・・
なんてこった・・・
せめて電話で確認しておけば良かった・・・
ツーリング初日じゃなくて前日からすでに計画が崩れ、
8月の熱い日差しの中をまた、重いスーツケースを引きずりながら帰宅・・・
とは言え、部屋の引継ぎと退室の関係でここには明日には出ていかねばならない。
仕方なくQICには明日行くことにして今日は諦めよう。。。
帰ってきてからも特にすることは無いので
ぼーっとしながら時間を過ごし、
夕方近くになったのでしばらくは食べられなくなるであろう、
日本食レストランへ向かう。
日本食レストランはロブソンST沿いの適当に入ったお店で、
刺身と焼き鳥、それと日本酒を飲みながら明日出発に向けて、
いろいろと想像を膨らませた。
隣の席にはカナダ人男性が1人で食べに来ていた。
彼は味噌汁をすすりながら日本酒を飲んでいた。
日本つうなのかどうかはわからないがそういう飲み方はしないと
教えてあげたかった。
気がつくとビール2杯、ウーロンハイ1杯、日本酒2合程度飲み、
帰宅すると数年ぶりに吐いた・・・
なんてこった・・・
走行距離:0キロ 総走行距離:0キロ
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カナダ編2006/09/2
今日は朝から曇り空だった。
毎回キャンプツーリングに出かけると、
なんというか自然と天候の変化を見分けがつくというか、、
例えばこの雲の厚みと湿気からするとひと雨降るな。。。
とかそんな感じ。
これがまぁあたる。
今回も「この雲なら大丈夫だな」と自分の感覚を信じて
69号線を走り出した。
が、途中から雨、雨、、雨、、、
しかも大雨。
スリップが恐いのでBARRIEと言う街で
休憩することにした。
びしょびしょの格好で、バーガーキングに入る。
バーガーキングでサイドバックの中に入れてる荷物を
ビニール袋にいれ、寝袋もビニール袋で覆った。
結局地図で確認するとトロントは近いようなので、
その後レインコートを着て、またハイウェイへ戻り走ることにした。
恐い・・・
雨はさらに強くなる。
あまりにも恐いのでOAKVILEで一度ハイウェイを降りることにした。
長いカーブを抜け普通の道路に入ろうとした瞬間ここでスリップ!
とっさに足が出たので転倒は避けることが出来た。
が、雨による路面スリップの恐怖感がここですでに限界に達していた・・・
びしょびしょの格好でコーヒーショップに入り、地図を確認する。
キャンプ場が近いことはわかるのだがトロントは都心なのでどうにも道に迷い、
たどりつけない。。。
コーヒーショップの店員からは
びしょびしょのバイクキャンパーの僕に
「your fine?(楽しいのか?)」と言われたが
笑顔で「YES!(楽しいよ!)」と答えた。
今の精神では本当はそう思っていないのだが。。。
その後コーヒーショップを出ると、
パトカーが泊まっており、女性ポリスがどうやらコーヒーのテイクアウトをするようだった。
店から出てきたポリスに地図とPARKの場所を聞き、紙に行き方を書いてもらった。
そこまで親切に説明してくれたのに僕はたどりつけずまた迷う・・・
雨と言うこともあり、びしょびしょのままテントを張る気力も無かったので、
ここでキャンプはあきらめた。
精神的に限界・・・
ハイウェイ沿いにあるモーテルではなくホテルに泊まることにする。
1泊$97
痛い出費だが仕方ない。
フロントで受付をすると「モーターサイクルなのか?」と聞かれ
「そうだ」と答える。
カードで支払い、料金を見るとどうやら正規料金よりも安くしてくれたようだ。
お礼を良い、びしょびしょの衣類とブーツ、寝袋等を
部屋の中で乾かしながら天気予報のニュースを見た。
どうやらトロント(今いるところ)が大雨での被害が出ているとキャスターが言っている。
ホテルを選んで正解だった。。
このカナダで流れているウェザーニュースだが、とても印象的な音楽。
ついつい口ずさんでします。
天気予報ではどうやら明日も雨らしい。
が、今日ほどではないようなので出発してみよう。
ホテルでの連泊は金銭的にキツイ。。。
走行距離:385キロ 総走行距離:4584キロ
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アメリカ東部10/1
日本人を妻に持つパパとお別れして、まずはタンパ、そしてメキシコを目指す新しい旅をスタートすることにした。
キーラゴからルート1を北上し、ルート41へ。
41号を走っていると「アリゲーターパーク」と言う看板が目立った。
どうやらアリゲーターを見るための観光案内をしてくれる場所がたくさんあるらしい。
僕はアリゲーターをすでに見ていたので特に興味はわかなかった。
さらに走ると今日は日曜日と言うこともあるせいか、
たくさんのハーレー軍団に出くわした。
アメリカは右斜線でバイク同士がすれ違う時は大抵左手を左の対向車線側に突き出し、
ピースサインをする。
今までもすれ違う時はもちろん、後続車のバイクに抜かれる時もそうやってピースサインをしてきた。
今日のように一般道のような普通速度でのピースサインはまだ良い。
これがハイウェイだろうがなんだろうが、100キロオーバーの速度域で走るような
道路でもピースしてくるやつがいる。
向こうは大型バイクだから良いが250ccバイクでは100キロオーバーでの片手離しは
だいぶ危険を伴う。
41号は一般道なので特に危険は無い。
が、今日はあまりにも対向車を走るバイクが多く、左手が痛いほどだ。。。
ピースサインで左手が筋肉痛なんて聞いたことが無い。。。
しかしこんな小さなバイクでも僕のことをバイカーと認めてピースしてくれる、
アメリカ人に僕も精一杯答えることにした。
特にハーレー軍団でもアメリカ国旗をつけて走っているバイカーはフレンドリーな人が多い。
愛国心が強い反面、他人種への優しさもあるように見える。
さすがアメリカ。
自由の国アメリカ。
給油のためガススタンドに入り、少し休憩することにした。
アイスではない冷たい何かを食べたかったので
フローズンを食べた。
フローズンはストロベリーバナナ。
味は名前そのままの苺とバナナを混ぜた味。
しかし美味しかった。
今日は結局タンパまで行かず手前でキャンプを張り、
明日タンパの海を見つつそのままメキシコに向かう予定にした。
運良くstate parkを見つけ、オフィスで受付をする。
受付のスタッフはメガネをかけた虫に詳しそうな人だった。
僕の日本名をアルファベットで書き、スタッフに渡すと、
「なんて読むのか教えろ」と言うので僕は自分の名前をそのまま言うと、
彼も復唱してきた。
が、日本語の発音がやはりうまくないせいか、どうもうまく言えない。
一音一音ゆっくり教えるとちゃんと発音することが出来た。
僕は「OKOK グッドアクセント!」と言うと彼は
「I can speak japanese! I can speak japanese!」とうれしそうに話してきた。
さらにクレジットカードでの清算時に漢字で名前を書き、
「真」と言う字に興味を持ったのか、「これはなんと言う意味だ?」
と言うので、説明に困ったが「truth(真実だ)」と答えた。
すると彼は「お前はtruth(真実だ)なのか!!??」と言うので、
僕も「まぁそうだが、、、、真実風(テイスト)だ」とごまかした。
しかし彼の僕を見る目はまるで聖人を見るかのように輝いていた。
彼の名前を聞くと「イズリアル」と名乗った。
僕は漢字に苦手なのであまり美しい漢字がすぐ出てこなかったが、
メモ用紙に「伊頭利亜流」と書いてあげ、「あなたの日本語名だ」と渡してあげた。
彼はすごく喜びさらに漢字の意味を知りたいと聞かれたので
「すごく美しい良い意味だ。」と言ってオフィスをあとにした。
キャンプ場はジャングルのようなところで
今までで一番自然に近かった。
隣には小さな川が流れていたのでおそらくここも蚊が多いだろうと
思い、モクモクと蚊取り線香を炊いて夕飯の準備をした。
明日はベストオブフロリダを体験しよう。
走行距離:378キロ 総走行距離:12787キロ
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アメリカ西部11/02
朝起きてからモーテルのブレックファーストを食べ、
もう一度インターネットで安宿を探す。
値段交渉に応じてくれるかどうか踏まえながらいくつかのホテルをメモする。
ハイウェイ5号を走るととうとうカナダが見えてくる!!!
あぁぁぁ帰ってきた!!!
ばんくぅーーーーーーーーばぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
まずはイミグレーションセンターでパスポートを見せる。
「仕事しているのか?」ときかれたので
「していない」と答える。
「ワーホリビザなのになぜ仕事しないんだ?」
と聞かれたので自信満々に「No need!!!(必要ないからだ!)」と答える。
その後、免許を見せろと言われるので国際免許証を見せる。
怒られた・・・
実はわかっていた。
国際運転免許証は90日間の運転しか出来ない。
つまり観光ビザの期限と同じ。
が、僕には言い分がちゃんとあった。
アメリカにいたり、メキシコいたり、
それぞれの国でテント生活していたのだから、
90日間連続でカナダを運転はしていない。
が、そんな言い分も通用しない。
カナダに入れてくれないのかと心配になったが
「今日中にBCの免許に書き換えろ」と言われる。
「OK」と嘘の返答をし、やっとカナダ側へ入れてもらえた。
バンクーバーではダウンタウンに出来るだけ近いホテルを探すことにした。
出来ればバイクを停めるスペースが必要なことからモーテルが良かった。
昨日ネットで調べたモーテルなどをあたってみるがダウンタウンからはだいぶ距離があり、
しかも連泊するので安くしてくれと言っても応じてくれなかった・・・
いくつかのモーテルを探すが結局条件を満たすところが無かった。
結局日も暮れはじめフラフラとヘイスティンをバイクで走っているとホテルを見つけることが出来た。
隣には駐車スペースもあるのでここにしようと思う。
気にいらなかったらまた明日探せば良い。
バスタブは無いがそんなのメキシコでは当然だった。
部屋も狭いがテントよりは広い。
テレビもある。
雨漏りもしない。
場所はヘイスティンだがクネクネの夜道なんかよりぜんぜん怖いと思わない。
部屋に荷物を置き、近くの中華街で久々の中華を食べる。
美味しい。
帰ってきた、バンクーバーに。。。
ゴールしたんだよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
走行距離:107キロ 総走行距離:24049キロ
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アメリカ西部10/26
気のせいだろうが、昨夜アザラシのような声が聞こえた。
いくらビーチが近いからといってもアザラシがいるわけない。
朝食のために米を煮る。
塩とコショウとコンソメで味付けをする。
すると数匹の鳥が集まってきた。
おそらく人が食べ残したものなどを食べている鳥なのだろう。
また、体温を上げるために糖分の高いものを食べるようにチョコレートを食べる朝食になった。
今日も1号を走る。
寒いし、道路もクネクネ。
距離がかせげない・・・
寒すぎて体がかじかんできたので休憩をしようとガススタンドに入り、
ホットココアとチョコレートマフィンを買って食べる。
店員に「ワン ホットココア プリーズ」と言うと「オーケー ホットチョコレート」と言う。
このお店ではホットココアもホットチョコレートも同じ意味らしい。
ホットココアで体を温めまたバイクを走らせる。
一度暖かい飲み物を飲んで体を暖めてからバイクを走らせると、
実は寒さに対するギャップが大きく、さらに「寒い」と言う感覚が強くなる。
寒さで麻痺したまま走ってしまうというのもあるのだが、
1号はクネクネしている。
ブレーキレバーがとっさに握れなかったら危険なので休憩をたくさん取るという走り方をした。
次の休憩ではただのビーチで休憩をした。
カモメが数匹いた。
タバコを吸いながらカモメを見ていると海面に浮きながら、顔だけ水中にいれ、お尻だけ出ていると言う姿を何度も見た。
魚を取っているのだろうか?
なんとも不思議な姿だった。
その後も1号を走ると101号に出ることが出来た。
時計を見ると4:30なので最初に見つけたキャンプ場に止まることにした。
キャンプ場は無人。
おそらくオフシーズンになるとこの辺は無人のキャンプ場が多いのだろう。
支払方法はお金を入れる箱に自分の使用するサイト番号とバイクの車種などを用紙に書き、箱に入れれば良い。
キャンプ場の向かいにはフードストアがあるので食材の調達をする。
ひさびさにいろいろな食料品が売っているので、
寒い体を温めてくれるだろうと「タイラーメン」と言う袋麺を買う。
すごく辛いラーメンを想像していたが、やはりアメリカ人向け。
ちょい辛だった。
パークには、めずらしくカップルのバイクキャンパーがいた。
明日はさらに寒いだろう。
走行距離:246キロ 総走行距離:22476キロ
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カナダ編2006/09/6
やさしいおばさんのキャンプ場にお別れを告げ、
オタワを目指す。
長かったオンタリオ州も今日で最後となる。
オタワはヨーロッパ的というかレンガの家やお城のような建物が多かった。
建造物がとてもキレイでカナダの首都と言うこともあるせいか、
トロントのようなゴチャゴチャした都心と言うよりも静かな都心だった。
軽く観光したあと、オタワから417号線へと入り、さらに進むことにした。
417号線を進むとケベック州に入る。
ここから一気にフランス語圏となり、言葉に困った。
コンビニ入ってもアルバイトであろう小さな青年ですら
「ボンジュ~」
「メルシィ~」
「ウィ~」
「ノン」」
なんて言ってくる。
たまに英語を話せる人もいるが聞いている限り、
あまり発音が上手いとは言えない。
が、僕ももちろん上手くないのでちゃんと聞き取れる。
モントリオールはトロントのようにハイウェイが入り組んでおり、
少し迷ったが都心部を抜けた20号線沿いでキャンプ場を見つけることが出来たので
ここでキャンプを張ることにした。
ここのキャンプ場はRVばかりでテントを張っている人などいなかった。
値段は一泊$35と高い。。。
モントリオールに近いからか?
しかしケベック州は今までの州とは違い、
リカーストアだけでなくコンビニでもお酒が買える州なので
今までよりも嬉しい。
お酒の価格も一気に安くなった。
キャンプ場にある備え付けのコインランドリーで洗濯などをし、
明日のルート確認と日記を書く。
今夜も寒そうだ・・・
走行距離:301キロ 総走行距離:5633キロ
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アメリカ東部2006/09/26
昨夜は大変だった。。。
カップルと32歳ニートの大騒ぎが
深夜にまで及んだ。。。
あまりにもうるさく深夜に目が覚めると、
32歳ニートが
「お前らはマリファナで俺はビールだ!」などと言っている。
その後なにやら「マリファナは良くない!」みたいなことを言い出し、
最初は仲良く3人で騒いでいたのに32歳ニートはどんどんと会話がエスカレートし、
口論しはじめた。「やるのか!やらねぇーのか!かかってこい!」みたいなことを言い始め、結局深夜だと言うのにカップルはテントをたたみどこかへ消えてしまった。
その数分後ぐらいにキャンプ場にパトカーが来た。。。と言うことにまで発展した・・・
結局うるさかった元凶のカップルが消えたので良しとしよう。
朝起きると32歳ニートはすでに起きて外で38歳未亡人と話している。
32歳ニートは僕を見つけると「昨日はすまなかったな」と謝ってきた。
僕は「ノープロブレム!」と返答する。
結局今日もやることがないので以前ニューヨークで買ったポストカードに
今どこにいるかなどを書いて日本に送ることにした。
が、送り先は家族ぐらいしかいないので「楽しく旅してます。日本に帰ったら仕事探します」と言うことを書き、ポストオフィスで投函することにした。
バイクに乗りポストオフィスを探しに行く。
が、なかなか見つからない。。。
パンク補修剤でケアしているとは言えあまり遠くまで行くことは出来ない。
結局ハガキの投函はあきらめ今日もビーチへ遊びに行くことにした。
今日は昨日とは違うビーチを見つけたのでそっちへ行ってみる。
海は昨日と同じようにすごくキレイだ。。。
砂浜で横になり、日焼けをする。
痛い・・・
体が熱くなったので海で冷やそうと入ってみる。
痛い・・・
貝が、、、痛い、、、
足の裏を切りそうで怖かったので、海面で寝るような状態でプカプカ浮いていた。
気持ち良い。
その後おなかがすいたので最寄のサブウェイに行った。
サブウェイは日本のファーストフードと同じように若い男女であふれかえっており、
みんな色黒で体格も良い。
希望に満ち溢れた若い男女を見ているようでどことなく後ろめたさを感じながら
「サブウェイ全部入れ」を食べて海水浴の疲れを取った。
その後またバイクでちょっと走るとまた違うビーチを見つけた。
こっちのビーチはまわりにお店なども無く、人も少ないようなので穴場スポット的だった。
ビーチに下りてみると人が少なく、本当に穴場スポットだった。
同じように日焼けをし、また熱くなった体を冷やすため海に入る。
体が痛い、、、
こっちのビーチは先ほどのビーチよりも貝は大きくないので足の裏は痛くないが、
それでも恐いのでまた同じように海面でプカプカ浮く状態で寝ていた。
が、波が強い・・・
逆波も強く、気づくとだいぶ沖まで来ている!
しかも、、、泳いでも泳いでも陸が遠ざかっていく!!!
ってか、、、
僕溺れてる?・・・
昔水泳教室で言われたとおりのクロールの泳ぎ方を思い出しながら、
ガンガン水をかく。
もうちょっとだ!頑張れ!
と必死になっていると、「ピッピッピーーー!!!!」と甲高い笛の音が聞こえた。
陸を見ると四輪バギーに乗ったライフガードの人がこちらに近づいてくる!!!
うおおおおおお!!!
彼が来たと言う安心感から最後の力を振り絞り、
なんとか自力にて陸にたどり着くことが出来た。
陸に着くと彼がライフガードの人がなにやら言っているが
息切れでなにを言っているか聞き取れない。
どうやらここの海は危険なところらしいのであまり奥まで行くなみたいなことを
言っているようだ。
彼に「知らなかった ソーリーソーリー」と言い
キャンプ場へと帰ることにした。
フロリダの海は恐い・・・
途中スーパーマーケットでトルティーヤとチリビーンズ缶を買って、
今晩はタコスを食べることにした。
キャンプ場に着くと32歳ニートはすでにおらず、
38歳未亡人だけだった。
彼女はハンバーガーを食べている。
体系はスリムだ
未亡人は僕を見つけると「昨夜はうるさかったわねぇ~」と声をかけてきた。
「オ~イエェ~ス~」などと返答し、ちょっと早いが明るいうちに夕食の支度をしはじめた。
夕食の支度をしていると1台のパトカーが見回りに来た。
特に異常もなさそうなのですぐに帰って行った。
チリビーンズ缶を温め、トルティーヤにはさみながら食べていると
また一台の車がキャンプ場に入ってきた。
見るとテントサイトまで来る。
テントのキャンパーか、などと思い見ていると、やはり車が僕の隣のサイトで止まる。
助席から降りてきたのはなんと32歳ニートだった。
しかも昨日と同じTシャツを着ている。
車は32歳ニートを降ろすとどこかに行ってしまった。
友達かなにかなのだろうか?
32歳ニートはどうやらホームレスである可能性も出てきた。
彼は昨日と同じテントを組むと、夕飯の支度用に
木の枝を集め始めた。
カナダやアメリカのProv ParkやState Parkは落ちている木などを拾って
キャンプファイヤーをすることを禁止しているがここのパークは良いようだ。
彼は枝を拾い集めると慣れた手つきで火をおこし、
バックの中からビーンズ缶を一缶取り出し、蓋をあけ、炎の上に置くようし、
暖め始めた。
まさかあれが夕飯?あれだけなのか?などと不思議そうに見ていると
32歳ニートは僕に「これが俺のディナーなんだぜ」などと声をかけてきた。
やはりそうなのか。。。
トルティーヤをあげたかったがすでに全部食べ終わっていたのであげることは出来なかった。
ごめんよ 32歳ニート
彼はビーンズ缶を温めながら未亡人と話している。
目つきがいやらしくどうも下心があるようだ。
未亡人のほうはあまり話しに興味が無いらしく軽くあしらっている。
頑張れ 32歳ニート
走行距離:79キロ 総走行距離:11713キロ
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アメリカ東部2006/09/27
昨夜は静かだった。
昨夜はテントの中でスナック菓子をつまみにビールを飲み、日記を書いていた。
しかしそのまま寝てしまったようで食べかけスナック菓子の袋とビールの飲み残しがあった。
見るとテントの入り口のファスナーの隙間から大量のアリが侵入している!
行き先は僕の食べかけのスナック菓子(ドリトス)である!!!
恐る恐るスナック菓子の中身を見たらドリトスよりもアリのほうが多そうなほど
大量のアリがせっせとドリトスを運んでおる。。。
うげぇ。。。
気持ち悪いので袋ごとゴミ箱に捨てた。
すまんがそっちから運んでくれ。。。
テントの中はまだアリだらけでしかも体が痒い。。。
このアリ、小さなボディのくせに体は赤茶と言うなんとも異様な体色。
どうやらフロリダのこの温暖な気候がダニを異常繁殖させたようだ・・・
恐るべしフロリダ。。。
テントの中に残るアリを取るため荷物を一度全部外に出し、
食器を洗うための洗剤をタオルに軽くつけ、テントの中をキレイに掃除した。
見ると僕が張ったテントの下はアリの巣が大量にある場所だった。
ドリトスの恨みを晴らすためアリの巣をいったん指でふさいだ。
明日にはどうせ元に戻ってるだろうが・・・
結局アリの巣から少しテントを離して設置することにした。
テントを設置している時、32歳ニートとキャンプ場のスタッフがなにやら
話していたがなにを話しているかはわからなかった。
それから寝袋もコインランドリーで洗濯した。
ちゃんと洗えるがだんだん弾力が無くなっていく。。。
やはり安い寝袋だから仕方ない。
カナディアンタイヤで$10以下で買ったものだ。
冬場では無理だが、フロリダでは熱いぐらいだ。
そのうち捨てて新しい寝袋を買おう。
明日からまた旅を続けるので乾かす間の栄養をつける意味でも
今夜はバーベキューをしようとマキを集めた。
一通りアリ対策・ダニ対策が出来たので、昨日断念したポストオフィスを探すことにした。
まずはパークオフィスでアリゲーター親父に近いポストオフィスを聞く。
アリゲーター親父はビーチの時と同じように地図を取り出し、
ポストオフィスの場所を教えてくれた。
ポストオフィスは最寄に一つしかないようで
「ポストオフィス ポストオフィス ポストオフィス」と連呼することは無かった。
目印になるようなものをメモし、バイクでポストオフィスに向かう。
今日は無事つくことが出来たので投函することが出来た。
明日はバイク屋にタイヤが届く日なので出発の日となる。
そのため衣類系も全て洗おうと思い、洗濯日にすることにした。
キャンプ場に戻りジーパン、Tシャツ、タンクトップ、パンツなどを洗った。
キャンプ場に戻ると32歳ニートのテントはすでに無かったが
変わりに違うテントを設置している人がいた。
彼に「ハロー」と声をかけると「ハ~イ」と返してくる。
話すとどうやら彼もキーウエストに向かうらしい。
キーウエストに弟が住んでいるので会いに行くのだそうだ。
彼が言うにはここのビーチよりもキーのビーチはさらにキレイだと言う。
キーウエストが楽しみだ。
結局全部の洗濯が終わり乾燥機にかけ、乾くのを待っている間に夕飯の買い出しに出かけた。
マーケットで肉・野菜などを買い込み、バイクで帰宅するが、帰宅途中大粒のゆうだちにふられてしまい、ビショビショになってしまった。
キャンプ場に戻り、乾燥機に入れておいた衣類を取り出しつつも、
せっかくのことだからと思い、濡れたスニーカーも洗うことにした。
その間にシャワーを浴び、出るころにはすでに真っ暗だった。
生肉・生野菜なので取っておくことが出来ないので食べるしかない、と
キャンプ場に設置されたバーベキューフロアで肉を焼くことにした。
ここなら蛍光灯もあるし、調理には問題ない。
昼間集めたマキは結局先ほど夕立で濡れたので使えない。
仕方なく雰囲気は出ないがガスボンベの炎で肉を焼くことにした。
ビールを飲み、塩コショウで味付けした肉を食う。
これが格別に美味い。
美味いんだが体が痒い。。。
どうやら唯一の明かりがあるこの蛍光灯めがけて蚊が集まってきているようだ。。。
美味い美味いと思いながら食べていたビールと肉だがあまりにも背中が痒すぎて
ちょっと触ってみると大量に刺されている。。。
おそらく20箇所以上・・・
蚊の恐怖と痒みからか、軽いノイローゼ気味になってきた。。。
ゆっくりと堪能するつもりだったが早々と食事を済ませテントに帰る事にした。
テントに帰ると32歳ニートのテントは無かった。
おそらく出禁を食らったのだろう。
明日は出発だ。
走行距離:46キロ 総走行距離:11759キロ
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アメリカ西部10/25
朝は昨日から気になっていたチェーンのゆるみを直した。
その後もまだ寒いので暖かくなってから出発することにした。
ゴールは近い。
無理をせず、ゆっくりでも良いから北上しようと思う。
1号を走ると小さな町に入り、たまたま銀行を見つけたので
ペソをUSドルに変えられるかどうか聞いてみると、換金は出来ると言う。
換金の手続きをすると1枚の小切手を渡される。
小切手の換金場所を教えられ向かってみるとどうやら飛行機チケットなどを売っているような旅行代理店みたいなところだった。
小切手を渡すと小切手に書かれたUSドルに換金してくれた。
その後ガススタンドにより、給油をする。
給油を済ませ、カードで支払おうとするとどうにもカードが認証されない。
とうとうカードが止められたか。。。
まぁいい。。。
結局現金で払う。
その後も1号を走るとハロウィンが近いこともあってかカボチャだけを売っているところをたくさん見た。
カボチャには5とか3とか数字が書いてある。
大きいほど数字も多くどうやらその数字がカボチャの値段のようだ。
また1号を走る。
西側の1号はとてつもなくクネクネしている。
ガードレールもない。
数分前か、数時間前かはわからないが、
10数メートルはあるだろう崖から落下した車を見た。
その後も走るとサンフランシスコに着くことが出来た。
サンフランシスコは中国人がとても多いように感じた。
また、LOS同様お金持ちが多いような街に見えた。
ゴールデンゲートブリッジを渡ったところで駐車スペースがあったので
一度バイクを停め、写真などを撮る。
周りを見るとアメリカ人よりもアジア系の観光客が多く、
中には日本人もいた。
ゴールデンゲートブリッジを満喫したあとさらに1号を走る。
やはり道路はクネクネ。
当然距離もかせげない。
苦戦しながらも1号を走るとキャンプマークを見つけることが出来たので向かってみる。
パークはおそらくstate park。
とても広く、ビーチに面している。
ビーチがあると言っても時期が時期なので海水浴などしている人はいない。
が、キャンパーは数組いた。
テントを設置し、いつものようにパスタの夕飯を食べながら早々と寝ることにした。
走行距離:244キロ 総走行距離:22230キロ
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カナダ編2006/09/5
朝から寒く寝坊した。。。
起きたのは9時ごろ。
2日間お世話になったProv Parkをあとにし、
QEWをトロント方面へ。
116EXITで一度降り$1ショップ食料等の調達をした。
その後132EXITで昨日見つけたカナディアンタイヤで、
ガスボンベ、ビニールシート、エンジンオイルを買った。
それからまたQEWに戻り、
QEW→427号線→401号線→115号線と乗り継ぎ、
7号線に出て、オタワ方面へと走る。
Peterboroughの街を抜け大体300キロ程度走ったあたりで、暗くならないうちに
キャンプ場を見つけることにした。
Wemyssと言う小さな街のハイウェイ出口にキャンプ場があることを知らせる看板を見つけたので標識に従いキャンプ場を目指すと砂利ばかりの舗装されていない
道路を7キロ程も走るはめになった。
キャンプ場のフロントには老婦人がおり「1 night OK?」と言うと
「テントは$23.02だ」と言う$20札を出し、小銭を出そうとしていると、
「$20で良い」と言ってくれた。
ありがたい。
おばさんはどこから来たんだ?と聞いてきたので
「カナダのバンクーバーだ」と言うと首を横に振りながら
指を頭の横で回し「クレイジ~~~」と言った。
日本だと「頭がクルクルパー」の表現なのだが・・・
キャンプ場は小さな湖に面したキャンプ場で、隣にある家の犬がすごい吠えててうるさかったがロケーションの良いキャンプ場だった。
まずは今日買ったエンジンオイルでオイル交換をすることにした。
方法はビニール袋にガソリンスタンドなどどこにでもおいてあるような
フリーペーパーを2,3冊。
これをちぎって紙くずにし、ビニール袋の中にいれ、バイクの下に引き、
オイルを抜く。
紙がオイルを吸い取ってくれると言う方法。
あとは燃えるゴミとして捨てるだけ。。。
走行距離:326キロ 総走行距離:5332キロ
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カナダ編2006/08/22
今日はカムループスを目指す。
朝ガソリンを入れ、7号線をどんどん走る。
途中昼ごろにまたガソリンの給油と休憩。
1号線に乗り換えまたどこまでも走る。
見渡す限り山。
たまに馬がいる。
するとまた山。
「おっ、牛だ。」と思っていると
また山、山、山。。。
と言う感じ。
山と馬と牛しかない。
地図上で見るよりカムループスは遠く、
200キロ程度と思ってたら着くころには379キロも走っていた。
まぁ道に迷ったと言うのもあるんだけど・・・
キャンプ場は薄暗くなったと言うことで1号線上で適当に見つけたところにした。
キャンプ場の看板にはRVパークと書いてあるがテントも張れる。
まだキャンプツーリング2日目と言うのにテントを張る作業にもなれて、
すんなり張れるようになった。
夕食を軽くとり、明日のルートを地図を見ながら確認していると、
隣のテントサイトにいた、家族が
「スイカ食うか?」聞いてきたのでありがたく頂くことにした。
とても美味しいスイカだった。
嬉しかった。
走行距離:379キロ 総走行距離:495キロ
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カナダ編2006/09/8
朝は川に面していたため当然寒かった。
いったいいつになったら暖かくなるんだと思う。
結局朝方、キャンプ場のオーナーらしい人が集金に来た。
$15 安い。
結局昨日気になったカヌーキャンパーは集金時にはすでにいなく、
なんの形跡も無かった。
朝ごはんを食べ支度の準備をする。
朝ごはんは大抵米をリゾット風に煮て味付けし、
そのまま食す。
あとは暖かいコーヒーを毎朝必ず飲む。
今日はプリンスエドワード島を目指す。
最初に考えていた折り返し地点だが、このままアメリカまで行こうかどうかと言う考えが数日前から頭の中にある。
プリンスエドワード島は地図で見る限りだいぶ距離がある。
がんばって走るしかない。
途中見つけた$1ショップで食料の調達。
買った荷物をサイドバックに詰めるためいったん荷解きをし、
もう一度詰めなおしていると、オッサンが話しかけてきた。
オッサンは当然フランス語なのでなに言っているかわからない。
どうやら英語も話せないらしいので身振り手振りで何かを伝えようとしている。
オッサンは空を指差し、
「アァ~・・・アァ~・・・・ビューティフォー!!!」と
言った。
どうやら美しいと言う英語を思い出せたらしく、
「太陽がキレイだ」と言うことを伝えたかったらしい。
カナダの人は美しいと言う言葉を良く使うし、
その対象が自然であることも多い。
なんとなく平日昼間に汚いオッサンの口から「太陽がキレイだ」と言葉が出たことに感動した。
日本ではまず無いだろう。
彼に別れを告げさらに進むことにした。
大体500キロほど走るとカナダの本島とプリンスエドワード島をつなぐ橋を見つけることが出来た。
やった!!!!!!
とうとうカナダを横断した!!!!!!!!
そんな感動が心にあった。
夕日をバックに橋を渡っているとなんだか自分に感動しているのか、
カナダの夕日に感動しているのかわからなくなった。
橋を渡り終わり、良し!キャンプする準備をしよう!と思い、リカーストアに
入り、ビールを買う。
が、目指しているキャンプ場にたどりつけない。
それにキャンプ場も無い。。。
あたりは真っ暗ですでに車もほとんど走っていない。
だんだん心細くなってくる・・・
すると後ろから回転灯をまわしながらパトカーが来た。
バイクを停められ、いろいろ職務質問などされるのかを心配した。
免許は書き換えをしていない国際免許証。
それにバックにはお酒も入っている。
カナダでは飲んでいなくても蓋のあいたアルコールを所持して
運転していたら犯罪になると聞いたことがある。
いろいろ心配が頭をよぎりながらさらに心細くなった。
せっかく横断できた矢先にトラブルなんて嫌だ。。。
パトカーからポリスが出てきて第一声に
「your lost?(迷子か?)」と言ってきた。
うおおおおお
「YES!YES!(そうだ!迷子だ!)」
と返答し、彼は
「2キロほど行ったところにギターを持ったおじさんが看板があるから
そこを曲がればキャンプ場がある。」
と教えてくれた。
カナダ人はポリスまで優しい。
本当に優しい。
迷子を気づかってくれてわざわざ停めて道を教えてくれるなんて。
優しさに感動しながら言われたとおり進んでみると
150キロもさらに迷子になった・・・
暗い中バイクのヘッドライトで地図を見ながら今どこなのか確認していると
隣が牧場だったのが真っ白な馬が来た。
馬まで心配そうに僕のことを見ている。
カナダは馬までやさしいのか・・・
真っ暗闇の中で現れた真っ白な馬はとても幻想的だった。
結局SummerSideと言う街まで行き、Prov Parkを見つけることが出来た。
嬉しいことにそのパークは22時まで開いているようなのでギリギリ入ることが出来た。
時計はすでに21時30を過ぎている。
結局お金の支払いはレジをもう閉めてしまったので明日の朝で良いと言うことだったのであいてるサイトにテントを張り一応買ったビールを飲み、寝ることにした。
夜の街灯も無い道路を走るのは恐いとつくづく思った。
走行距離:664キロ 総走行距離:6845キロ
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カナダ編2006/08/24
今日は目覚めが良かった。
と言うのもやはりテント泊よりも暖かい部屋とベッドで寝ると
ぐっすり眠れる。
今日はたくさん走る予定だったので早い時間にチェックアウトを済ませることにした。
モーテルのオフィスにカギを持って行き、チェックアウトしようとすると、
奥から「OKOK カギそこに置いといてくれれば良いから」と声がするだけで
人が出てこない。。。
まぁ別に良いんだけど寒いからフロントに人が出てこない仕事に対する適当さがカナダ人らしい。
昼ごろバンフに着くことが出来た。
途中バンフからロッキーを見るためにバイクを停めれそうなところを
フラフラ探している時に立ちゴケをした。
すると観光に来ていたカナダ人達が急いで走ってきてバイクを起こすのを
助けてくれた。
なんと優しいんだ。。。
その中にいたカナダ人女性は眉間に皺を寄せながら「ケガはないか?大丈夫か?」とすごい心配してくれた。
本当にカナダ人は優しい。
カナダ人になりたいとすら思った。
バイクも僕も無傷ですみ、特に今後の旅に支障が出るようなことはなかった。
バンフはとてもキレイだった。
岩に覆われた山やシカに似た変な動物。
とにかくキレイな景色、それだけが心に残った。
ロッキー山脈を満喫したあとにさらにバイクを走らせた。
同じく1号線を走るとカルガリーについた。
カルガリーは都会的でありながら田舎だった。
関東で言う埼玉とか千葉みたいなところだった。
途中ショッピングモールでラム酒を買う。
旅に出てからはウイスキーかラムのどちらかしか飲んでない。
店内の時計を見ると自分の持っている時計と時間が違うことに気づいた。
どうやら地図で確認するとタイムゾーンをロッキーでまたいできたため1時間ずれたようだ。
カルガリーからさらに1号を走り、Strathmoreと言う町でキャンプをすることにした。
地図で確認しながらProv Parkを目指したが無人のProv Parkで、見ると予約でほとんど埋まっていた。隣に川が流れているので人気のあるキャンプ場のようだ。
しかたなくその隣にある私営のキャンプ場でテントを張ることにした。
こっちはぜんぜん人がいない・・・
いるのは野ウサギだけ・・・
オーナーは女性で、うるさいマルチーズを飼っていた。
隣に売店がありそこはオーナーの息子が店番をしていた。
夕飯の支度をしようと、テントサイトの水道口から水を出してみると、
すごく硫黄臭い。
飲めるのかどうか心配だったのでオーナーに
「あの水は飲めるのか?」と聞くと「飲んでないだろうな?飲み水は売店で買ってくれ」と言われた。
飲まなくて正解だった・・・
息子から水を買い、夕飯を作る。
夕飯はたいていパスタにすることが多い。
アルバータ州の夜は寒い・・・
明日はたくさん走ろう。
走行距離:256キロ 総走行距離:1054キロ
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アメリカ東部2006/09/20
昨夜の雨とカミナリは朝方にはやんでいたが、
雨量がすごかったようでテントが池に浮いている状態。。。
寝袋もほとんどぬれてしまっていた。
仕方なくコインランドリーの乾燥機で寝袋等を乾かしてから出発することにした。
地図を見る限りProv Parkの場所は少なく一番最寄のパークでも500キロ近い、、、
途中で私営のキャンプ場が見つかれば良いのだが、、、
とにかく走ることに専念した。
ルート17をとにかく走った。
走りすぎて気づくとルート40号に変わっていた。
どうやら間違えたまま走りすぎたようだ。
とにかく一度ハイウェイを降りる。
最寄のレストエリアで地図を見ながらルートを変えてキャンプ場を目指すか、
来た道を引き返してルート17をまた走るかを迷っていると、
レストエリアの掃除をしているおじさんに声をかけられ、どこまで行くのか
聞かれた。
地図上の目的のパークを指差し、「ここだ」と言うとルート17に戻ったほうが早いと
教えてくれた。
結局来た道を戻り、またルート17に乗って走る。
だいぶタイムロスをした。
たくさんのビーチを横目に見ながらさらに進む。
ルート17は途中から普通の17号とALT17号に分かれる。
Georgetownでちょうど分岐しており、ここでは間違えないように慎重にALT17に乗ってさらに走った。
この時点でほとんど日は落ちており、真っ暗になっている。
暗いとキャンプ場の看板も見つけにくく結局迷子になるパターンが多い。。。
それでも走るしかない。
対向車や後続車が少なくなり、またもや不安な気持ちになってくる。
それでもなんとかパークには着くことが出来た。
時間は20:55分。パークの閉まる時間は21:00。
運が良い・・・
まぁ閉まっていても勝手にテントを張る予定ではいたのだが、、、
その日は受付だけ済ませ明日妹にお金を払いに来てくれと言われた。
どうやらそのパークは兄弟で受付をしているらしく夜は兄、
朝は妹が受付にいるようだ。
テントサイトにつき真っ暗の中バイクのヘッドライトを頼りにテントを設置した。
精神的には夜道を走ったためだいぶ廃れている・・・
今日はお酒だけ飲み寝るだけにしよう・・・
走行距離:581キロ 総走行距離:10226キロ
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カナダ編2006/08/25
朝キャンプ場を出て同じく1号線へ。
道はどこまでも真っ直ぐ。
地平線が見えるほどどこまで真っ直ぐに道路が伸びている。
映画の中の1シーンみたい。
道路以外の場所もなにもなく牛しかいない。
空模様も雲がすごい細かな点々だったのが特徴的で、
とにかく広大な景色だった。
広大な大地に見とれながらどこまでも真っ直ぐの道を走り、
Brooks、MedicineHatと言う町を越え、気づくといつのまにか
アルバータ州を越えていて、サスカチュワン州に来ていた。
ここでもタイムゾーンをまたいできたのでまた1時間の時間差。
毎回思うがタイムゾーンをまたぐ時は1時間損した気分になる。
けれど逆に東から西に帰ってくる時は1時間得した気分になるのか・・・
サスカチュワンではSwift Currentと言う町でキャンプすることにした。
キャンプ場は$18と安い。
オーナーはとても優しい老婦人で、キャンプサイトに備え付けの
水道から出る水も飲んで平気らしい。
キャンプ場のオフィスがあるフロントからキャンプサイトまで
カートに乗せてもらった。
カートはゴルフ場にあるようなカートと同じものだった。
歩いても大差ない距離なのだが・・・
そんな小さな心づかいも嬉しかった。
ここのキャンプ場はシャワーが無料だった。
シャワー無料のキャンプ場はなかなか初だった。
カナダのシャワーは大抵25セントコインで5分とか10分程度お湯が出る。
時間になると水も出ないところもあれば水しか出ないところもある。
シャワールームのコインを入れる装置には次の人がコインが無くなった場合用に
25セントコインを置いていってくれる人もいたりする。
カナダのキャンプ場は日本の無料キャンプ場などと違い、
ほとんどがオートキャンプ的。
電気も取れるし、サイトに水道もある。
キャンピングカー用にテレビケーブルも引ければ、
インターネットが使えるキャンプ場などサービスもさまざま。
夕飯は同じくパスタ。と缶詰。
パスタは大抵$1ショップで売っているパスタソースをかけて食べるか、
塩とコショウで味付けしたものにしている。
とても簡単な作り方。
缶詰で多いのは同じく$1ショップで売っている
オイルサーディンかウインナーの缶詰など。
バンクーバーのアパートで食べた時はすごい不味いと
感じたのにキャンプ場で食べると以外と平気だったりするんだよなぁ・・・
走行距離:431キロ 総走行距離:1485キロ
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アメリカ東部2006/09/24
朝起きるとやはり体が熱い、、、
そして痛い・・・
フロリダの日差しは引きこもりニートにはだいぶキツかった・・・
とりあえず、カナダからアメリカへの無計画ツーリングの当初の目的地であるフロリダについたため今後どうするかを考える。
ツーリング資金のほうは節約($1ショップでの食材調達など)&ほぼ自炊をしてきたためか、まだ余裕はある。
どこか向かえそうなところは無いかと地図を見るとフロリダキーたるところを発見。
「なんじゃいここは!」と思いながらアメリカの最南端に位置するだろうフロリダキーを目指すことにしてみた。
朝いつもと同じようにバイクの点検をするとリアタイヤの溝がだいぶ擦り減っている。
フロントタイヤはぜんぜん大丈夫そう。
おそらく荷詰めの関係からリアタイヤへの負担が多いのが原因だろうと思った。
フロリダはバイク屋が多いので一度リアタイヤの交換をしようと思う。
地図を見るとマイアミが大きな都市だとわかるのでマイアミで日本のバイクを扱っているバイク屋を探すことにした。
結局いろいろと準備・計画をしたことによって遅めの出発となり、
ハイウェイのルート95を走ることにした。
途中大きな粒の雨に打たれ、あまりにも痛く、
視界も悪いためハイウェイの陸橋下で休むことにした。
空模様を見る限りは晴れているのですぐにやむだろうと思った。
しばらくすると雨がやみそうだったのでまたバイクを走らせた。
ちょっと走るとなぜか渋滞している。
どうやら事故があったようだ。
先ほどの大雨でスリップか何かして事故にでもあったのだろうか?
「そういう雨などで危険な時はゆっくり走ったり僕みたいに路肩に停めて待ったほうが良いんだぞ」などと1人でブツブツ良いながら、
バイクなので渋滞を横目に右側の路肩をトロトロ走ることにした。
「まったく危険な状況の時に事故起こすなんてバカなやつだ」なんて思っていると、
「ヘイ!ヘイ!」なんて渋滞している車の窓からこっちを見て大声で叫んでいる女性がいた。
僕はいつものようにニッコリスマイルでピースサイン。
「No No! ヘイ ダウン!ダウン! リアタイヤダウン!」なんて言っている。
見るとリアタイヤがふにゃふにゃになっている。
パンクしておる!!!!!!!!!!!!
事故ったバカなやつがいるなんて言いながら結局僕もバカだったわけで、
どうやら路肩に転がっているバーストタイヤかの切れ端か何かを踏んでパンクさせてしまったようだ。
渋滞なのが不幸中の幸いだったため結局パンクしたままでトロトロと走り、一番近いガススタンドのあるEXITでハイウェイを出る。
ガススタンドでタイヤを見るがどこがパンクしているかまったくわからない。
結局ガススタンドの店員にバイクのパンク修理が出来るようなところがどこか無いか聞くがわからないと言う。
パンクしたままのタイヤでゆっくりフラフラ探し回っても、
フレームが逝ってしまった元も子もない。。。
結局レジの店員から一枚のサービスカードをもらったが、
見るとどうやら車用の出張メンテナンスサービス、
つまり日本で言うJAFみたいなものだろう。
おそらく頼むとだいぶ高額な金額を取られる匂いがした。
自分で直せればそれに越したことは無いがちょうど朝タイヤ交換を考えていたところなので、バイク屋が近くにあればタイヤ交換も含めて修理したい、と考えていた矢先、
ガススタンドにヒゲを生やし、大きなハーレーに乗ったバイカーが入ってきた。
彼はアメリカ人でアメリカ産バイク。
僕は日本人で日本製のスズキのバイク。
車種も国境も違うが同じバイク乗り、と言う気持ちで、
自分のバイクがパンクしていることを話し、
近くにバイク屋が無いかどうかたずねて見た。
するとハイウェイを2ZONE戻ったところに1軒バイク屋を知っていると言う。。。
2ZONE、、、ハイウェイを2ZONE、、、パンクバイクで、、、
とても走れるとは思わない・・・
彼は「お前のバイクはチューブレスタイヤか?」と聞いてきたので
自信満々に「そうだ」と答える。
それならパンク修理セットを持ってるので直せる、と言い、
僕のパンクしたタイヤを見始めてくれた。
なんと優しいヒゲバイカー。。。
タイヤを押しながらパンクした箇所を探してくれているが
どうやら彼もどこでパンクを起こしているかわからないようだ。
「ヘイ! No チューブレス!」
あれ??・・・
自信満々にチューブレスだと思っていた僕のバイクは
チューブタイヤだったようで、、、
アメリカン=チューブレスと言う容易な考えでいた。。。
まったく僕はバカだ。。。
そんなことも知らずにテントと寝袋を担いで僕はバンクーバーから来ていた・・・
結局彼はガススタンドに売っているパンク補修剤を入れてバイク屋まで行け。
と言ってくれた。
パンク補修剤には「バイクには使えません」とデカデカと書いてある。
購入する時もレジの店員に「これはバイクには使えないよ?」と言われるが、
ハーレー乗りにしたがうことにしようと思い、「OKOK」と良い買う。
早速注入してみるとなんとタイヤが元通りに!!!!
おそらく大きな穴ではなく小さな穴でのパンクだったのだろう。
走れる走れる!!!
僕はヒゲハーレーに「センキューセンキュー」とお礼を言うと
彼は今度はお店から電話帳を借りてきてなにやら探している。
どうやらこのガススタンドから30キロ程度のところにスズキのバイク屋があることを
教えてくれた。
僕はまたもヒゲハーレーに「センキューセンキュー」とお礼を言い、
スズキを目指すことにした。
スズキはハイウェイを使わずにルート1のFort Pierceと言う小さな街にあることがわかった。
さっそくルート1を目指すことにした。
ありがとう ヒゲハーレー
ルート1を見つけ、しばらく走るとあった!!!
スズキ!!!
閉まってる!!!!!
どうやら17時を過ぎていたようで
すでに業務終了だったようで・・・
もっと働けアメリカ人!
などと思いながら仕方なく近くにキャンプ場が無いかどうか探すことにした。
が、これは運が良くバイク屋から5キロ程度のところですぐに見つけることが出来た。
パークオフィスにて受付をすると
オーナーは「ここの川にはアリゲーターがいるから気をつけろよ!」なんて言っている。
彼の表情からは本気なのかジョークなのかがわからなかった。
受付で言われたテントサイトを探すためバイクに乗ってふらふらと探していると
テントサイトを見つける。
1組カップルのテントと僕と同じような小さなテントが1つ。
どうやらここがテントサイトか、と思いバイクでフラフラ入っていくと、
先にいたカップルの女性のほうが
「ワオ!クール!!!バイクに乗ってる!!!」なんて大声で叫んでいる。
だいぶテンションが高く、タバコを吸っているがどうもそれはタバコではないようだ。。。
ずぶ濡れとパンクして疲れきった心を休ませるため早々とテントを設置し、
早めに寝ることにした。
が、あのカップルがキャンプファイヤーをしながら
いつまでもハイテンションでうるさかった。
ありがとう ヒゲハーレー
走行距離:331キロ 総走行距離:11583キロ
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アメリカ東部2006/09/14
今日はニューヨークまで行ってみようと思う。
朝キャンプ場の使用料を支払い、
出発することにした。
ルート6からハイウェイに乗りを走っていたのだが朝は晴れていたのに
ニューヨークに向かうにつれどんどんと空が暗くなり結局雨が降り出した。
あまりにも視界が悪いのでハイウェイをおり、またルート6を走ることにした。
途中給油のために寄った街、Hartfordは黒人ばかりでガススタンドにトイレも無い。
給油後清算をしようとレジまで行くとレジカウンターと客側の間に透明のガラスで仕切られている。。。
それを見たあたりからここが治安の悪い場所なのだと気づく。。。
どうしてもトイレに行きたかったので適当な場所でバイクをとめ、
まわりに人がいないことを確認してて用を足した。
さらにルート6を進むと標識がいつのまにかルート44になっていた。
どこかで間違えたのかと思って地図を見るがどうやらこのまま進んでも
ニューヨークにはつけそうなのでそのまま進むことにした。
途中ルート202を南下し、元のルート6に戻ることができた。
この時点で雨にやられブーツもパンツもびっしょりだった。
途中ガススタンドで休憩をする。
店内でパンプキンフレーバーと書いてあるコーヒーがあったので買うことにした。
これがとてつもなく美味しい。。。
店員からどこまで行くんだと聞かれたのでNYだと言うと
ビックリされ「NYはまだまだ遠いぞ?」と言われた・・・
少しへこむ・・・
ルート6から9Wと言う道路に乗ってNYを目指したが、すでに日は落ち、
まっくらになっていた。
9Wはほとんど山道で対向車もなければ後続車もいない。。。
不安が膨らむ・・・
途中真っ暗闇の中で1匹のシカと遭遇した。
シカとの遭遇との感動など無く、衝突した時の恐怖のほうが強かった。
結局500キロ近くも雨の中を走っていたことになり、
やっとのことでNYについた。
先日バナナを食べおいたせいか風邪などは引かずにすんだ。
NYにつくと本当に大きな都市だと思った。
正確にはNYと川を挟んだBorthBergenにいた。
道に迷っていると川を挟んで見るマンハッタンの夜景と偶然遭遇した。
このマンハッタンの夜景はすごい。。。
京王・ハイアット・セルリアン・都庁など
高層階から見る夜景とは違ったキレイさがある。。。
びしょぬれで疲れきった精神状態でも
マンハッタンの夜景には感動した。
偶然とは言え、運が良い。
結局適当なモーテル(スーパー8)に入り、ニューヨーク観光も含め、
3泊することを伝えた。
バイクにカバーとチェーンをかけ、
部屋に入ると暖かい。。。
暖かいお風呂につかり、お酒を飲んでゆっくり寝ることにした。
明日はニューヨークを観光しよう。
走行距離:477キロ 総走行距離:8649キロ
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アメリカ東部2006/09/22
今日はフロリダ観光の日にした。
アメリカはカナダと違い、ノーヘルでもOKの国。
多分州によっては違いもあるだろうがフロリダはOK。
今日はハイウェイを走る予定も無く、一般道なのでフロリダの風を
思い切り体験するためノーヘルで出かけた。
まずはバイクの聖地であるデイトナビーチに行くことにした。
デイトナはたくさんのバイク屋があり、バイカーもやはり多かった。
それでも「日本ほどではないな。。。」とちょっと日本のバイク育ちの自分を誇らしげに思った。
バイクは当然ハーレーが多い。
その後おなかがすいたのでピザ屋に入ることにした。
ピザを1枚とルートビアを頼む。
出てきたピザはキングサイズ・・・
日本だとおそらく3~4人向け。
今までの栄養不足を補うためにがんばって食べたが
当然食べきれるわけも無くテイクアウト用に包んでもらった。
値段の割にはサイズが大きいと言うことでチップも多めに払って店をあとにした。
その後NASAに行ってみることにした。
出来るだけビーチ沿いを走りながらNASAを目指そうと野生の感だけで
走っていると森の中に迷い込んでしまった。
それでも「道はどこかにつながっている精神」でどんどん進むと
結局行き止まりとなり、1軒の白い大きな家がある。
見ると「CASINO」と書いてある。。。
どうもベガスにあるような華やかなカジノとは違い、違法性を感じた。。。
恐いのですぐに引き返した。
結局地図上に乗ってるわかりやすい道路を使い、NASAを目指す。
NASAはルート1より少し外れた小さな島にあった。
隣にはケネディ宇宙センターがある。
中に入るには入場券が必要そうだった。
価格を見ると$22。
キャンプ1泊分の値段。
入ってみたい衝動にかられながらも、ここで$22使うなら、
さらに1泊旅を増やすためにお金を取っておこう!と思い、
外からでも見えるスペースシャトルで満足した。
次にディズニーワールドに向かうことにした。
地図を確認するとどうやらハイウェイに乗らないと行けないようだ。。。
ノーヘルなのにハイウェイを乗るのは恐いがなんとかなると思い、
そのまま向かった。
途中道に迷い、ガススタンドでフリーの観光案内を見る事にした。
なんとなく道がわかったのでついでにバイクに給油をすると
黒人男性が「ニーハオ!」と話しかけてきた。
僕は「No ニーハオ! I am japanese!」と答えた。
が、男性は何のことかわかっていないらしい。
どうもジャパンと言う国すら知らないようで、
彼の中ではアジア人=中国人と思っているようだ。
結局無言のまま彼は立ち去って行った。
ガスの給油を終えついでにアイスクリームを買う。
バイクにまたがりアイスを食べていると今度は黒人女性が話しかけてくる。
だいぶふくよかな人でアメリカの食文化を物語っている。
女性は「このバイクはどのぐらい走るのだ?」と聞いてくる。
アメリカはガスがリッター単位ではなくガロン、
それに距離はキロではなくマイルなのですぐに単位を切り替えることが出来なかったが、適当に「1ガロンで60マイルは走るぞ!日本のバイクは優秀なんだぜ!」と返答した。
彼女は「あら 良いわねぇ 私もバイクに乗ろうかしら」なんて言っていたが、
多分彼女の体系ではバイクにまたげないだろう。
その後またバイクにまたがりディズニーワールドを目指す。
どうやらディズニーワールドは一つのテーマパーク、と言うよりは
とてつもなく大きく環状線のようなハイウェイの出口に「アトラクション名」が書いてあったりする。
つまりアトラクションごとに車やバスで移動するような場所のようだ。
アメリカは大きい。
結局チケットも無いのでどのようにして入るかわからなかったが、
ディズニーダウンタウンと言うところはチケットが無くても入れることが標識を見て
わかったので、向かうことにした。
ディズニーダウンタウンはお土産などを売っているショップばかりだが、
ネオンなどもキレイで見るだけでも満足した。
結局出ることにはあたりは暗くなり、ノーヘルで夜のハイウェイを走って帰ることにした。
だいぶ恐い思いをしたがなんとか泊まっているキャンプ場近くまで帰ってくることが出来たので、ガススタンドでビールと夕飯用のお菓子を買う。
アメリカに来てからはお酒を買うときにあまりID提示を求められない。
ここのガススタンドでもID提示は求められなかったが、清算時に
「ばれないように飲めよ」と言われる。
そんな年齢ではないのだが・・・
走行距離:559キロ 総走行距離:11222キロ
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