2006/09/2
今日は朝から曇り空だった。
毎回キャンプツーリングに出かけると、
なんというか自然と天候の変化を見分けがつくというか、、
例えばこの雲の厚みと湿気からするとひと雨降るな。。。
とかそんな感じ。
これがまぁあたる。
今回も「この雲なら大丈夫だな」と自分の感覚を信じて
69号線を走り出した。
が、途中から雨、雨、、雨、、、
しかも大雨。
スリップが恐いのでBARRIEと言う街で
休憩することにした。
びしょびしょの格好で、バーガーキングに入る。
バーガーキングでサイドバックの中に入れてる荷物を
ビニール袋にいれ、寝袋もビニール袋で覆った。
結局地図で確認するとトロントは近いようなので、
その後レインコートを着て、またハイウェイへ戻り走ることにした。
恐い・・・
雨はさらに強くなる。
あまりにも恐いのでOAKVILEで一度ハイウェイを降りることにした。
長いカーブを抜け普通の道路に入ろうとした瞬間ここでスリップ!
とっさに足が出たので転倒は避けることが出来た。
が、雨による路面スリップの恐怖感がここですでに限界に達していた・・・
びしょびしょの格好でコーヒーショップに入り、地図を確認する。
キャンプ場が近いことはわかるのだがトロントは都心なのでどうにも道に迷い、
たどりつけない。。。
コーヒーショップの店員からは
びしょびしょのバイクキャンパーの僕に
「your fine?(楽しいのか?)」と言われたが
笑顔で「YES!(楽しいよ!)」と答えた。
今の精神では本当はそう思っていないのだが。。。
その後コーヒーショップを出ると、
パトカーが泊まっており、女性ポリスがどうやらコーヒーのテイクアウトをするようだった。
店から出てきたポリスに地図とPARKの場所を聞き、紙に行き方を書いてもらった。
そこまで親切に説明してくれたのに僕はたどりつけずまた迷う・・・
雨と言うこともあり、びしょびしょのままテントを張る気力も無かったので、
ここでキャンプはあきらめた。
精神的に限界・・・
ハイウェイ沿いにあるモーテルではなくホテルに泊まることにする。
1泊$97
痛い出費だが仕方ない。
フロントで受付をすると「モーターサイクルなのか?」と聞かれ
「そうだ」と答える。
カードで支払い、料金を見るとどうやら正規料金よりも安くしてくれたようだ。
お礼を良い、びしょびしょの衣類とブーツ、寝袋等を
部屋の中で乾かしながら天気予報のニュースを見た。
どうやらトロント(今いるところ)が大雨での被害が出ているとキャスターが言っている。
ホテルを選んで正解だった。。
このカナダで流れているウェザーニュースだが、とても印象的な音楽。
ついつい口ずさんでします。
天気予報ではどうやら明日も雨らしい。
が、今日ほどではないようなので出発してみよう。
ホテルでの連泊は金銭的にキツイ。。。
走行距離:385キロ 総走行距離:4584キロ