57日目

10/16
昨日テキーラを飲みすぎたせいでいつもよりも起きるのが遅かった。
地図を見ると次なる都市としてMEXICALIを目指すことにするが、
距離的にはだいぶあり、急いで出発することにした。

昨日と同じように有料道路の15Dを走るとMEXICALIまで700キロとの標識を見つける。

こりゃ無理だ・・・
と確信する。

地図を見ながら15号から2号に乗り換え、目的地としてMEXICALIとHERMOSILLOの調度真ん中あたりに位置するSONOYTAと言う小さな町を目指すことにした。

2号線は車が少なく、岩で出来た山やサボテンなどツーリングのロケーションには最高だった。

途中砂漠の中に1台のパトカーがとまっているのを見つけた。
警官が二人ほど外に出て一般人となにやら話をしている。
犯罪があった場所かなにかなのだろうか?

こんなところに死体を埋めたら絶対に見つからないだろうなぁ、、、
などと考えながらさらにバイクを走らせる。

途中おなかがすいたので休憩ついでにお店に立ち寄る。

すでに僕も何が出てくるのかわかっているので
店員に「タコ!タコ!」と言う。

当然タコスが出てくる。

SONOYTAに着くとアメリカ国境にすごく近いせいか、ちょっとした街になっていた。
最初に見つけたモーテルに入ると450ペソだと言う。

メキシコにしては高い!
時間には余裕があったので他のモーテルを探し次に見つけたところは480ペソだと言う!

馬鹿にしてんのか!
ここはメキシコだろ!

などと思いまた他のモーテルを探すと3つめは350ペソデポジットで100ペソで合計450ペソだと言う。しかも英語が話せる女性オーナーだ。

たった100ペソのためにここまでする必要もないのだが、たまたま一番安かったところが
モーテルタイプ、つまりバイクを部屋の前に停めれるという作りなため、盗難の危険も無いと思った理由からそこにした。
それにこういう小さな節約こそが長い旅には必要だとも思う。

部屋に荷物を下ろし、近くのコンビニに行く。

もしかしたら今日がメキシコの最後になるかもしれないと思い、
テキーラとコロナ、それにビーフジャーキーを買うことにした。

また近くの露店ではタコスではなくホットドックが売っていたので、
ホットドックを買うことにした。

ホットドックはケチャップとマスタード、ではなくサルサソースをつけて食べるホットドックだった。

部屋に帰り、ホットドックを食べ、ビーフジャーキーの袋を開ける。
袋の中にはビーフジャーキーをつけるであろう、ソースのような袋が入っていた。
あけると中身はサルサだった。

ホットドック、ビーフジャーキーとアメリカの食文化を久々に感じられるかと思ったら
結局サルサかい!などと思いながらテキーラを飲んだ。

走行距離:426キロ   総走行距離:19056キロ

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