2006/09/13
やっぱり朝から寒い。
朝方キャンプ場のオーナーであろう女性の人がお金の集金に来た。
1泊$15と安い。
出発は11時ごろとちょっと遅め。
キャンプ場から走り始めるとすぐに大きなショッピングマートがあったので
そこで調理用ガスボンベとバナナを買って食べた。
なんとなく栄養価の高いものを食べておいたほうが良いような気がしたので・・・
そろそろ食事の不摂生と疲れから風邪とかをひきそうなきがする・・・
ここで初めてアメリカはキロ表示ではなく、マイル表示であったのだと
気づいた・・・
いままでのノロノロ運転はなんだったんだ・・・
僕はバカだ・・・
さらに走り続けるとカナダで見たときと同じようにエビの看板が目立つ。
どうやらエビではなくロブスターのようだ。
ロブスターが有名な地なのだと知り、適当なお店で何か食べれそうなものを買ってみることにした。
お店は店内で食べれるような椅子やテーブルは無いのだがテイクアウト用なのか
ロブスターの生簀と、それ以外にロブスターロールと言うものがあったので
ロブスターロールを頼んでみることにした。
値段は$10と高かったが食べてみたいので頼むことに。
注文するとその店のマスターはパンとマヨネーズとロブスターの剥き身を出し、
なにやら鼻歌をフンフン歌っている。
おや!これはビートルズのイエローサブマリンじゃないか!
と名曲の鼻歌に少々驚きつつ、調理を見ていると
パンにロブスターを挟む。
味付けはマヨネーズ。だけ。。。
なんともシンプルだ。。。
シンプルすぎる・・・
味もシンプルだった。。。
値段と比較するとちょっとがっかりしたが、
イエローサブマリンを聞けたことで許すことにした。
その後もルート1を走り、ボストンへ。
ボストンは大きな街だった。
アメリカは大きい。
つくづくそう思う。
ボストンからはルート1からルート3に乗り換える。
地図を見ながら出来るだけアメリカ大陸でも外側を走るようにした。
途中大きなバイクに乗った男性から抜かれざま、親指を立てて
「Good」サインをしてきた。
僕はピースサインを返す。
しばらく走るとハイウェイの上に歩道陸橋が見える。
そこに人がいて、下のハイウェイの通り過ぎる車などを見ながら手を振っている。
どうやら老婆のようだ。
しばらく走るとまた同じような歩道陸橋がある。
また、老婆が手を振っている。。。
同じ道を引き返したと言うことは無いし、同じ人、、、
では無いと思うのだがちょっと恐くなってきた・・・
またしばらく走るとまた歩道陸橋がある。
まさか、、、と思うとまた人影が見える。
距離が近づき見てみると今度は男性だ。
しかも看板を持っている。
どうやら何かの営業マンのようだ。
少し安心した。
ハイウェイの出口にてキャンプマークを見つけたので
降りることにした。
キャンプ場の名前はインディアンパーク。
受付はすでに閉まっていたので勝手に張ることにした。
明日の朝払えば良いだろう。
だいぶ広いキャンプ場でテントサイトがどこなのか迷ったが、
別にテントさえ張れるスペースがあればどこでも良いと思った。
バイクでパーク内をフラフラ走っていると小さなイヌが追いかけてくる。
危ない!と思ってバイクをとめると後ろから飼い主らしい男女が走って来た。
男女はソーリーソーリー良いながら子犬を抱きかかえたのでまたバイクをゆっくりと
走らせるとまたもや子犬が追いかけてくる。
どうやら男性の腕から飛び出し追いかけてきたようだ。
危ないのでバイクをとめる、飼い主が来る、ソーリーソーリー
結局すぐテントサイトを見つけることが出来たのでテントを張ることにした。
最近寒くない気がしている。
走行距離:303キロ 総走行距離:8172キロ