33日目

2006/09/22
今日はフロリダ観光の日にした。

アメリカはカナダと違い、ノーヘルでもOKの国。
多分州によっては違いもあるだろうがフロリダはOK。

今日はハイウェイを走る予定も無く、一般道なのでフロリダの風を
思い切り体験するためノーヘルで出かけた。

まずはバイクの聖地であるデイトナビーチに行くことにした。

デイトナはたくさんのバイク屋があり、バイカーもやはり多かった。
それでも「日本ほどではないな。。。」とちょっと日本のバイク育ちの自分を誇らしげに思った。

バイクは当然ハーレーが多い。

その後おなかがすいたのでピザ屋に入ることにした。
ピザを1枚とルートビアを頼む。

出てきたピザはキングサイズ・・・

日本だとおそらく3~4人向け。

今までの栄養不足を補うためにがんばって食べたが
当然食べきれるわけも無くテイクアウト用に包んでもらった。

値段の割にはサイズが大きいと言うことでチップも多めに払って店をあとにした。
その後NASAに行ってみることにした。
出来るだけビーチ沿いを走りながらNASAを目指そうと野生の感だけで
走っていると森の中に迷い込んでしまった。

それでも「道はどこかにつながっている精神」でどんどん進むと
結局行き止まりとなり、1軒の白い大きな家がある。

見ると「CASINO」と書いてある。。。

どうもベガスにあるような華やかなカジノとは違い、違法性を感じた。。。
恐いのですぐに引き返した。

結局地図上に乗ってるわかりやすい道路を使い、NASAを目指す。

NASAはルート1より少し外れた小さな島にあった。
隣にはケネディ宇宙センターがある。

中に入るには入場券が必要そうだった。
価格を見ると$22。

キャンプ1泊分の値段。

入ってみたい衝動にかられながらも、ここで$22使うなら、
さらに1泊旅を増やすためにお金を取っておこう!と思い、
外からでも見えるスペースシャトルで満足した。

次にディズニーワールドに向かうことにした。
地図を確認するとどうやらハイウェイに乗らないと行けないようだ。。。

ノーヘルなのにハイウェイを乗るのは恐いがなんとかなると思い、
そのまま向かった。

途中道に迷い、ガススタンドでフリーの観光案内を見る事にした。
なんとなく道がわかったのでついでにバイクに給油をすると
黒人男性が「ニーハオ!」と話しかけてきた。

僕は「No ニーハオ! I am japanese!」と答えた。
が、男性は何のことかわかっていないらしい。

どうもジャパンと言う国すら知らないようで、
彼の中ではアジア人=中国人と思っているようだ。

結局無言のまま彼は立ち去って行った。

ガスの給油を終えついでにアイスクリームを買う。
バイクにまたがりアイスを食べていると今度は黒人女性が話しかけてくる。

だいぶふくよかな人でアメリカの食文化を物語っている。

女性は「このバイクはどのぐらい走るのだ?」と聞いてくる。
アメリカはガスがリッター単位ではなくガロン、
それに距離はキロではなくマイルなのですぐに単位を切り替えることが出来なかったが、適当に「1ガロンで60マイルは走るぞ!日本のバイクは優秀なんだぜ!」と返答した。

彼女は「あら 良いわねぇ 私もバイクに乗ろうかしら」なんて言っていたが、
多分彼女の体系ではバイクにまたげないだろう。

その後またバイクにまたがりディズニーワールドを目指す。

どうやらディズニーワールドは一つのテーマパーク、と言うよりは
とてつもなく大きく環状線のようなハイウェイの出口に「アトラクション名」が書いてあったりする。

つまりアトラクションごとに車やバスで移動するような場所のようだ。
アメリカは大きい。

結局チケットも無いのでどのようにして入るかわからなかったが、
ディズニーダウンタウンと言うところはチケットが無くても入れることが標識を見て
わかったので、向かうことにした。

ディズニーダウンタウンはお土産などを売っているショップばかりだが、
ネオンなどもキレイで見るだけでも満足した。

結局出ることにはあたりは暗くなり、ノーヘルで夜のハイウェイを走って帰ることにした。

だいぶ恐い思いをしたがなんとか泊まっているキャンプ場近くまで帰ってくることが出来たので、ガススタンドでビールと夕飯用のお菓子を買う。

アメリカに来てからはお酒を買うときにあまりID提示を求められない。
ここのガススタンドでもID提示は求められなかったが、清算時に
「ばれないように飲めよ」と言われる。

そんな年齢ではないのだが・・・

走行距離:559キロ   総走行距離:11222キロ

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